人探しの方法・手段

認知症による徘徊で行方不明|1日も早く発見するべき理由と捜索方法

認知症が原因で行方不明になる方は年々増加しており、平成28年では1万5,432人となっています。

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引用:平成28年における行方不明者の状況

認知症とは、脳細胞が死んでしまった・働きが悪くなってしまったことなどが原因で様々な障害が起こり、生活する上で支障が出る状態をいいます。徘徊はその内の1つであると言えるでしょう。

認知症による徘徊の場合、道に迷っていると自覚しないままひたすら歩き続けるケースもあれば、自覚しても帰宅する方法がわからずに行方不明になってしまうケースもあります。

今回はこの認知症が原因による行方不明をテーマに取り上げ、早急に捜索すべき理由や捜索方法についてくわしく解説します。

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認知症の行方不明者を一刻も早くに捜索すべき理由

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はじめにお伝えしておきますが、身内や親しい方が認知症を原因に行方不明となってしまった場合、とにかくスピードを重視して捜索を行うべきです。その理由について、ここでは述べていきます。

認知症の行方不明者の生存率は低いから

桜美林大学が行った調査によると、失踪してから発見までの期間ごとの生存率は以下の通りとなっています。

発見日 生存率
当日 82.5%
翌日 63.8%
3~4日目 21.4%
5日目以降 0%

(参考:桜美林大学老年額総合研究所|認知症と社会

当日に発見した場合でも20%の方は命を落としています。このとこからも、どれだけ緊急性が高いかがわかりますね。

人をトラブルに巻き込む可能性があるから

過去に、徘徊中の男性が電車にはねられて死亡する事件が起きています。当然電車は何分も停止せざるを得なくなり、鉄道会社が遺族に対し損害賠償を求め訴訟に踏み切りました

愛知県大府市で2007年、認知症で徘徊(はいかい)中の男性(当時91)が列車にはねられて死亡した事故をめぐり、JR東海が家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、介護する家族に賠償責任があるかは生活状況などを総合的に考慮して決めるべきだとする初めての判断を示した。

(引用元:朝日新聞デジタル

一審、二審と遺族に損害賠償の支払いが命じられたものの、最終的には「遺族に責任はない」という逆転判決となりました。しかし、認知症患者が起こしたトラブルの損害賠償の矛先が遺族に向けられたのは事実です。

認知症は本人だけでなく、家族で向き合わなければならない深刻な病気だということです。

認知症の行方不明者の捜索方法

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認知症が原因でもしも行方不明になってしまった場合、家族や親しい方はどのように捜索するのがベストでしょうか?ここではその方法と手順を見ていきましょう。

警察に捜索願を届け出る

まずは一刻も早くに警察に捜索願を届け出ましょう。認知症の場合は単なる家出や駆け落ちなどとは異なり命を落とす危険が高いため“早急に捜索すべき”という判断がされるため、すぐに捜査員が捜索に動いてくれます。

捜索願を届け出る際の知識については以下の記事でもくわしく解説しているので、ぜひ参考にご覧ください。

参考▶「捜索願の出し方|届け出が可能な人と申告すべきこと

地区町村に連絡を行う

警察への届け出だけでなく、役所や地域包括支援センター等にも直ちに連絡をするようにして下さい。

各市区町村では、行方不明となった認知症患者のご家族からその旨の連絡が入った場合、都道府県管轄の福祉保健局などに情報を提供します。

福祉保健局は隣接する市区町村に行方不明者の情報を公開し、仮に発見された場合、ご家族に連絡がいくようになります。

市区町村2

引用:とうきょう認知症ナビ

厚生労働省の特設サイトをチェックする

長らく捜索をしているが見つからないという場合は、以下の厚生労働省によるサイトもチェックしてみてください。

身元不明のまま市区町村で保護されている場合は、こちらのサイトで情報が公開されます。

厚生労働省行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方

自分の足で捜索をする

 

大発見2

引用:桜美林大学老年学総合研究所|認知症と社会

上の図は、認知症患者が行方不明となった場合に発見されるまでの期間と発見場所の関係を表したデータです。

生存状態で発見される確率が高い当日や翌日の発見場所の70%が自宅近くや同じ町村内となっています。

以下のような場所を探してみましょう。

なじみのある場所

  • 知人宅
  • 隣人宅
  • 介護ケアセンター
  • 昔住んでいた場所
  • 思い入れのある場所

何度も徘徊しているような場合は、過去発見された場所を探してみるのも有効です。

事故に遭う危険性が高い場所

  • 河川
  • 線路(踏切)の近く
  • 足場の悪い場所
  • 交通量の多い場所

上記のように、一歩間違えば事故につながってしまうような場所も視野に入れて探しましょう。

まさかあんな場所には行かないだろう、という憶測で捜索対象から外してしまうと、万が一があった場合に発見が遅れ、早期対処ができなくなります。

家の中

お伝えしたように認知症患者は「自分は今どこにいる」という感覚がないので、私たちが「まさかあんなところにはいないだろう」と思うような場所で発見されることも少なくありません。

押入れの中や倉庫、物置など、人が入れそうなスペースも念のために探してみましょう。

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警察・自力での捜索でも見つからない時は探偵に相談

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警察に捜索願を出したが見つからない、家族だけでは捜索が困難だという場合には、プロの調査機関である探偵への協力要請も検討しましょう。ここではその探偵ができることや、依頼した場合の料金についてお伝えします。

探偵ができること

探偵は人探し調査も行っており、特に認知症を原因とした徘徊の場合には以下のような方法で捜索を行います。

  • 行方不明時の部屋の状況や持ち物から認知症患者にどのような趣味や興味があるかの把握
  • 家族への聞き込みから、過去に頻繁に行っていた場所、思い出やなじみの店、信頼できる親戚・友人宅など、行動パターンの分析
  • 人海戦術による見回り・聞き込み・ビラ配り
  • 宿泊施設・病院・駅・介護施設・公園・先祖の墓など、徘徊する可能性のある場所すべてを捜索

参考▶「家出調査|家出人を捜索する3つの方法と家出調査費用

探偵への調査料金相場

探偵の調査料金にこれという相場はありませんが、人探しの場合は50~70万円程度かけて依頼する方が多いようです。

また、一般社団法人東京都調査業協会によると、探偵2名で1時間調査した場合の平均料金は1.5万~2万円となっています。

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人探しにかかる探偵料金についての詳細は、以下の記事も参考に見てみてください。

▶「人探しを探偵に依頼する際の料金費用の相場と依頼前の注意点
▶「探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金

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認知症の方を発見・保護した後に必ずすべきケア

徘徊者を無事に発見することができても、それで安心しきってはいけません。特に高齢の方は免疫力が低いために、気候によっては熱中症や脱水症状に陥っている可能性があります。

全ての認知症患者が「熱い」「辛い」「苦しい」などの症状を的確に口で言えるわけではありませんので、必ず家族が病院に連れていくなどして健康チェックを行ってください

認知症による徘徊の予防策

認知症による徘徊自体を無くすことは困難ですが、対策を講じて頻度を減らすことは可能です。ここでは、認知症による徘徊の予防策について解説します。

認知症患者に対して怒らない

認知症患者と接していると思うようにいかないこともあり、怒りを覚えてしまうこともあるでしょう。そのような時にも決して怒りをぶつけないようにして下さい。

認知症患者は怒られた内容に関しては忘れてしまいますが、怒られた時に感じる負の感情は忘れないと言われています。

その為、「この家にいると怖い思いをする」「この家は自分が気分よく過ごせる場所ではない」と考えてより徘徊する可能性が高まります。

認知症患者と接していると、ついつい感情的になってしまうこともありますが、徘徊を減らすためにもぐっとこらえるようにしましょう。

他のことに気をそらさせる

徘徊をしそうになる場面になれば、声をかけて他のことに気をそらせるようにしてみて下さい。

例えば家を出そうになったときには「どこにいくの?」などと声をかけ、その後「出かける前にトイレに行っておきましょう」や「水分をとっておきましょう」などと誘ってみて下さい。

別のことに気をそらさせることで、徘徊しようとしていたこと自体を忘れさせることが出来れば一時的に徘徊を抑止できます。

日中に適度な運動をする

強度な負荷をかけるのはもちろん厳禁ですが、日中に適度な運動をさせましょう。運動の内容としてはラジオ体操程度のもので構いません。

身体を動かすことで脳に良い刺激を与え身体が適度に疲労を感じることで夜眠りやすくなり、深夜の徘徊を予防できます。

デイサービスを利用する

認知症の症状が進行した場合にはデイサービスを利用することも検討して下さい。介護のプロフェッショナルが対応することやレクレーションなどで日中心地よく過すことが出来れば、ストレスが無くなり自宅でも落ち着く可能性が高まります。

再発防止のためには専門家への相談が有効

徘徊は再発するおそれがあります。そのリスクを極力下げるためにも、専門家への相談は発見後も積極的に行うようにしましょう。

認知症を原因とした徘徊には、「物忘れ」「視空間認知障害」「せん妄」など様々な原因があり、それぞれ対応が異なります。

専門家に相談を行うことで、徘徊の原因とそのための適切な対策を練ることができます。

また、認知症患者を介護する家族には精神的な負担がかかる場合があるかと思います。専門家であればご家族の心のケアも行ってくれます。

以下のような、認知症患者やその家族の支援を目的とした相談窓口から相談が可能です。ぜひご活用ください。

厚生労働省 認知症に関する相談窓口
相談e-65.net
公益社団法人 認知症の人と家族の会

まとめ

認知症の行方不明者をテーマにした今回の記事はいかがだったでしょうか。

都心部では電車やバスに乗ってかなり遠くに行ってしまうケースもあり、深刻な問題とされています。

「徘徊はいつものことだし…」と軽視していると最悪のケースになりかねません。

とにかく一刻も早い発見を!これをよく覚えていただき、いざという時にすぐに適切な対処ができるようにしておきましょう。

【関連リンク】厚生労働省「行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ

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