夫婦喧嘩はどこの家庭でも日常茶飯事かもしれませんが、家出までするケースは深刻です。
家出して頭が冷え、1日2日で帰宅すればよいですが、1週間以上も帰宅しない…という場合はどうしたらいいでしょうか。
今回の記事では、夫婦喧嘩が原因で家出したときの主な行き先や、夫婦それぞれの心理、仲直りするためにはどうしたらいいのかについて解説します。
警察の場合、単なる家出人に対しては積極的に捜査してくれませんので、一刻を争う場合は探偵に相談することをおすすめします。
探偵に相談するメリットは以下の通りです。
- 警察が動いてくれない案件でもすぐに探してもらえる
- 調査のノウハウを活かして早期発見が望める
- 手がかりが少なくても見つかる可能性がある など
家出に関するトラブルの場合、「家出してから1週間を過ぎると発見が困難」と言われています。
旦那・妻の帰宅が遅く不安な方は、まずは相談窓口をご利用ください。
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目次
夫婦喧嘩が原因で家出したときの行き先
ここでは、夫婦喧嘩が原因で家出したパートナーの主な行き先について見ていきましょう。現在パートナーの行き先が分からないという方は、捜索の参考にしてください。
【参考:家出の行き先一覧|家出人を早期発見する為の行き先の調べ方】
ファミレス・ファーストフード店
数時間ほど時間をつぶすのにうってつけなのが、近所のファミリーレストランやファーストフード店です。フリードリンク代のみで長時間居座ることができますし、少し頭を冷やす分には最適の場所でしょう。
しかし、いくら24時間営業のお店でも、さすがに何日間も滞在できるものではないので、比較的すぐに帰宅するケースが多いです。
ホテル
数日間パートナーと距離を置きたいと考えている場合、ある程度の荷造りをしてビジネスホテルに滞在するケースもあります。
1泊5,000円前後の料金はかかりますが、快適に過ごすことができ、周囲に「家出をしている」とバレることもないため家出をしている身としてはとても便利です。
場合によっては滞在先のホテルから職場に出勤するケースもありますが、いずれにしても長期滞在できる場所ではないので、長くとも1週間程度で帰宅するでしょう。
知人宅
気兼ねなく身を置ける場所のひとつに、知人宅があります。特に独身でひとり暮らしをしている知人の場合は、滞在先の家族に気を遣うこともないため、長居が可能になります。
「家族が心配しているんだから早く戻った方がいい」と言ってくれる知人ならば良いですが、そうでない場合は長期的に帰ってこないことも考えられます。
実家
妻側が特に身を寄せやすい場所のひとつに実家があります。いつまで経っても両親は子供の理解者ですから、快く滞在させてくれる場合がほとんどですし、どれだけ滞在してもお金もかからなければ気を遣うこともありません。
「実家に帰ります」という書き置きが残されているケースもありますが、そうでない場合でも、パートナーの実家に連絡したらそこにいたというケースは案外多いようです。
その他
中には、不倫相手の自宅に身を寄せたり、河川敷や車中泊などアウトドア家出を敢行する人もいます。どこに足を運ぶかは結局のところ個人のケースによりけりですが、
- 何が原因で夫婦喧嘩になったのか
- 一人になりたいと感じるタイプか心細いと感じるタイプか
上記を考えてみることが行き先のヒントになるかもしれません。
家出がきっかけで取り返しのつかないことになる可能性もあります。
例えば、「自殺をする」「そのまま行方不明に」「犯罪に巻き込まれる」などがそうです。
綜合探偵社MJリサーチの相談窓口では、専門スタッフが24時間受付しています。
夫婦喧嘩で家出をした妻・夫の心理
ここでは、家出中の夫婦双方の心理について見ていきましょう。
妻の心理
「女として家を守らなければならない」という本能的な心理があるためか、たとえ家出をした場合でも「長期的に家をあけるのはよくない」ということを自覚しています。
家出中でも家のこと(家事や家族のこと)が気がかりに感じられ、家出期間が長くなればなるほど焦りが生まれてきます。また、夫婦喧嘩以外では妻が家出する主な原因は以下のとおりです。
- 夫との価値観の違いにイライラしたから
- 夫に暴力を振るわれたから
- 姑・同居人との相性が悪いから
- 浮気をしたから|浮気をされたから
【参考:家出した妻を見つけるためにすべき7つのこと|家出の理由と妻の心理】
夫の心理
夫は一家の大黒柱であることは自覚していても、妻に比べると「家を守ろう」という意識は低く、むしろ「家が窮屈に感じるからいたくない」と考えていることが多いです。日中は夫が外に働きに出ている一般的な家庭では特にそうかもしれません。
そのため比較的、家出をする頻度は多く、家出の期間も長くなる傾向があります。また、夫婦喧嘩以外では夫が家出する主な原因は以下のとおりです。
- 妻の振る舞いや小言に腹を立てたから
- 浮気・女遊びをしているから
- 仕事が嫌になったから
- 借金を背負ってしまったから
【参考:家出した夫の心理と行き先|妻がすべき捜索とプロによる捜索】
捜索願を出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
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夫婦喧嘩して仲直りするためにはメール・手紙が有効
頻繁な夫婦喧嘩や家出は子供にも悪影響が及びますし、いつしか一生寄り添うことが窮屈に感じられ、離婚トラブルにまで発展するリスクがあります。
夫婦同士の意見交換自体は悪いことではありません。しかし激しい喧嘩にならないように気をつけ、もしもそうなってしまった場合は、どちらかが家出に走ってしまう前に早めに仲直りすることが重要です。
仲直りの秘訣は、思いを言葉ではなくメール(LINE)や手紙など、文章にしてパートナーへ伝えることです。
「自分はこう思っている」「言い過ぎたからごめんね」「これからはこうしたい」という気持ちを文章にしたためて読み返すことで、冷静に物事を客観視することができ、人を不愉快にさせる汚い言葉を使わずに済みます。
受け取り手も、“視覚的に文字を見る”ことにより頭の中でポジティブなイメージをしやすく、面と向かって高圧的な言葉を投げかけられるよりはよっぽど素直に理解できるようになります。
『夫婦喧嘩』『仲直り』をテーマに詳しく書かれた以下の記事も参考にご覧ください。
【参考:夫婦喧嘩の原因ランキング|仲直りの方法と喧嘩からの離婚を防ぐコツ】
夫婦喧嘩が原因の家出は早期帰宅することが多い
待つ身としては、家出をしてどのくらいで帰宅するのかも気になるところだと思います。ここではその家出期間について見ていきましょう。
1週間以内に帰宅するケースが多数
夫婦喧嘩が原因で突発的な家出をしてしまっても、短期のプチ家出で事態が終息するケースが多数のようです。
ただ、もちろん中には半年以上も帰ってこないというケースもあれば、家出がきっかけで離婚問題にまで発展してしまったという深刻なケースもあります。
1週間を超えても帰ってこない場合は
家出人を含め、失踪者、行方不明者の捜索は1週間がボーダーラインと言われているのはご存知でしょうか。
以下は警察庁が発表している行方不明者の発見率に関するデータですが、行方不明から1週間を過ぎたあたりから捜索が困難になるせいか、発見率がぐんと下がっていることが分かります。
区 分 | 合計 |
行方不明者届受理から 所在確認までの期間 |
||||||||
受理当日 | 2日〜7日 | 8日〜14日 | 15日〜1か月 | 1か月〜3か月 | 3か月〜6か月 | 6か月〜1年 | 1年〜2年 | 2年〜 | ||
所在確認 | 71,910 | 33,640 | 24,548 | 2,448 | 2,139 | 2,739 | 1,513 | 1,480 | 1,364 | 2,039 |
死亡確認 | 3,746 | 848 | 1,643 | 285 | 225 | 290 | 141 | 101 | 54 | 159 |
その他 | 8,706 | 505 | 767 | 200 | 284 | 543 | 615 | 1,888 | 1,156 | 2,748 |
総 数 | 84,362 | 34,993 | 26,958 | 2,933 | 2,648 | 3,572 | 2,269 | 3,469 | 2,574 | 4,946 |
【参考:令和元年における行方不明者の所在確認までの期間|警察庁】
当人の意思で家出をした場合はそこまで深刻ではないにせよ、家出中に予想外の事態に巻き込まれる可能性は0ではありません。
あまりにも帰宅が遅く不安に感じた場合は、最寄りの警察に捜索願を届け出ることを推奨します。
とはいえ、警察は単なる家出人に対して本格的な捜索は行ってくれないため、一刻を争う場合は民間の調査機関である探偵への調査依頼も検討すべきです。
探偵は警察とは異なり、依頼さえすればすぐにでも本格的な人探し調査を開始してくれます。警察による捜索・探偵による調査の詳細は以下の記事をご覧ください。
【関連記事】
捜索願を警察に届け出る際の知識と届出時の警察の対応
探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金
人探しを探偵に依頼したときの料金相場と安くする方法まとめ
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喧嘩して家出した夫・妻が帰ってきた後の対応
本記事の最後に、パートナーが家出から帰ってきた後の対応にまつわる記述をしていきたいと思います。
再発防止のための話し合いをする
今後、家出が再発しないためにも、どちらが悪い・悪くないはさておき “喧嘩になってしまったことへの謝罪”をしっかりと行いましょう。
そして、「突発的に家を出ていくべきではない」という共通の認識を持つための話し合いをするべきです。夫婦たるもの、支え合って生きていくのが義務ですから、一時の感情でその支え合いを一方的に放棄してはいけません。
そのため、「自分も家出はしない」ことを前提に、冷静に話し合うのがポイントです。
話し合いが成立しないほど夫婦間が険悪な場合
夫婦関係がこじれ、既に共同生活が不可能な状態にまで陥ってしまっている場合は、家出ではなくお互いに同意の上での別居を検討してみましょう。
また、別居をするしないに関わらず婚姻関係にあること自体がストレスに感じるレベルにまで達している場合、精神的苦痛を今後も味わいながら生活していくよりは、いっそ離婚を視野に入れてカウンセラーや弁護士などの専門家からアドバイスをもらうのも良いかもしれません。
家出に関する取り決めを作る
“深刻な家出”を防ぐために、あえて以下の取り決めを設けた上でプチ家出を肯定するという方法もあります。
- 行き先は告げる
- 家出の期間はあらかじめ決める
- 緊急時に連絡を取れるようにしておく
つまり、家庭に支障が出ない範囲で冷却期間を設ける“前向きな家出”ならばOKというルールを設けるのです。家庭を壊さないために、息抜きがてら短期間で家を出て頭を冷やすという意味合いになりますから、別居とは少し異なります。
こうしてルールを設けて家出をすることで、長期的に帰宅しないからと焦って警察に駆け込んだり、フラフラと放浪して事故に遭ったりなど、万が一の事態を回避することができます。
家出がきっかけで取り返しのつかないことになる可能性もあります。
例えば、「自殺をする」「そのまま行方不明に」「犯罪に巻き込まれる」などがそうです。
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まとめ|些細な喧嘩が原因でも家出の放置は厳禁
家出からの長期失踪も十分あり得るため、たかが夫婦喧嘩の末の突発的な家出だろうと楽観視してはいけません。いわゆる『プチ家出』と深刻なケースを混同して考えないようにしましょう。
また、本記事でも少し触れましたが、家出と離婚は密接な関係にあります。離婚したい人も離婚したくない人も、以下の記事を参考にしてもらえたらと思います。
【参考:家出と離婚の関係|家出した配偶者と離婚する方法・しない方法】
今回の記事が少しでもパートナーの発見・夫婦関係の修復に役立ったのであれば幸いです。
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