家出人を警察が探さない本当の理由と警察が可能な家出人捜査

家出が原因で行方不明になった場合、残念ながら、警察に捜索願を届け出ても本格的な捜索を行ってくれないことがほとんどです。

一刻も早くに見つけ出してほしいからこそ警察に捜索願を出したのに、どうして警察では取り扱ってくれないのでしょうか…?

また、どの程度の捜索ならば行ってくれるのでしょうか…?

今回の記事では、そんな疑問が解消されるように詳しく解説します。

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家出人を警察が探さない理由と探せない理由

警察官には、「困っている人を助けてあげたい」という良心があります。しかし、助けたくても助けてあげられないケースも存在します。

警察は事件性のある場合しか捜索しないから

原則として、警察は民事不介入がルールになります。つまり、事件性が高いトラブルや、実際に事件が起きた時にしか警察という力を行使することが出来ません。

捜索願を届け出た人から事情を聞きながら

  • 事件性があるのか
  • 事故なのか
  • 自分の意思で失踪したのか

などを所定の基準で判断して一般家出人特異行方不明者に分け、捜索をするかしないかを検討します。

警察のもとへは日々多くの捜索願が届け出されています。これらの捜索願を受理後、全ての行方不明者の捜索にあたっていては、本来解決すべき時間的猶予のない難事件などの捜査の妨げになりかねないので、このようにして注力する案件を選定するのも大切なことなのです。

一般家出人とは

当人に家出の意思があって行方をくらました場合は一般家出人に分類されます。借金苦で夜逃げした場合もこの一般家出人に該当します。事件性がないと判断し、警察は積極的な捜索活動は行いません。

特異行方不明者とは

当人には家出の意思がなく、何らかの外的要因(事件、事故)によって行方不明になった場合や、当人に身の危険が迫っている場合は特異行方不明者に分類され、時間的猶予がないことからすみやかに捜索が行われることになります。

一 殺人、誘拐等の犯罪により、その生命又は身体に危険が生じているおそれがある者
二 少年の福祉を害する犯罪の被害にあうおそれがある者
三 行方不明となる直前の行動その他の事情に照らして、水難、交通事故その他の生命にかかわる事故に遭遇しているおそれがある者
四 遺書があること、平素の言動その他の事情に照らして、自殺のおそれがある者
五 精神障害の状態にあること、危険物を携帯していることその他の事情に照らして、自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある
六 病人、高齢者、年少者その他の者であって、自救能力がないことにより、その生命又は身体に危険が生じるおそれがあるもの

【関連記事】特異行方不明者とは大至急捜索すべき人 | 主な特徴と捜索方法まとめ

家出人から警察に対して不受理届が出されているから

家出をした本人から警察に対して、「捜索をしないでほしい」というお願いをする場合があります。この場合であっても、警察はたとえ家出人の家族から捜索願が届け出された場合であっても、捜索を開始することが出来ません。

例としては、夫のDVから逃れるために家出をした妻が、自分が見つかることを恐れて警察に捜索願の不受理届けを出すなどがあります。

家出人は比較的早期に所在が判明するから

一般的には、事件や事故と比較すると家出人のほうが発見される可能性は高く、家出人のうち大半が1週間以内に発見される、または自発的に帰宅します。こうした過去のケースを警察側も十分に把握しているため、家出人の取り扱いの優先順位は低くなります。また、

1週間以内に行方不明者の所在がわかる確率

全体の行方不明者のうち大半が発見に至りますが、1週間を過ぎると捜索も困難になり、時間が経てば経つほど発見率は低下します。しかしこの行方不明者の中の“家出人”に関しては、前述したように発見の確率は高いと言われています。

(引用元:平成29年中における行方不明者の状況)

※ただし、上記のデータは“警察に捜索願の届け出をされた行方不明者”となります。実際の行方不明者を合わせると、10万人に及ぶとも言われています。

【関連記事】行方不明者とは|行方不明者数と行方不明者が見つかる確率

家出人には「帰りたい」という心理がある

大半の場合は、日常生活の中の何かに嫌気がさして逃げ出したくなったり、何かトラブルが起き、その原因が自分にある場合にうしろめたくなったりして家出をします。つまり、家庭そのものが根本的に嫌いになって家出をするわけではないのです。

突発的な家出の場合

何が原因で家出をしたのかにもよりますが、突発的な家出の場合は、一時的に冷静さを欠いているだけで、しばらくすれば「帰らなければ」という気持ちが芽生えてきます。

特に幼い子供や思春期の子供は、1人で生きていく経済力がないということもあり、「自宅=今は帰りたくないけれどいつかは帰らなければいけない場所」として脳内にインプットされているため、電話やメールなどで「早く帰っておいで」と優しく連絡を入れてあげることで、早く冷静さを取り戻してくれます。

ただし、稀ではありますが、事が重大な場合は、「家には帰りたいけれどどうしても帰れない」といった心境から自殺を考えてしまうケースもあります。

【関連記事】
自殺の疑いがある失踪の特長|最悪の事態を避けるための対処法について
自殺の兆候5つ|自殺を考えている人に対して周囲ができる4つのこと

計画的な家出の場合

家出をする前から浮き沈みが激しかった場合や、深刻な精神状態で計画的な家出をした場合は帰宅までに長時間を要するかもしれません。しかしそれでも、「家に帰らないといけない」という意識がゼロになってしまうケースはごく少数です。

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家出人捜索のために警察ができること

捜索願が出された家出人を、警察がずさんに扱うというわけでは決してありません。単に本格的な捜索がされないというだけです。また、家出人が見つかる以下のようなケースもあります。

警察のデータベースで家出人の情報を共有する

捜索願の届け出が行われた家出人の情報は警察本部のコンピュータのデータベースに写真や失踪に関する情報等が登録され、全国の拠点で閲覧が可能になります。これにより、家出人が遠方に行方をくらました際であっても、その土地を管轄している警察によって発見されるというケースがあります。

パトロールをする

警察や日夜パトロールを行っています。そのため、夜遅くに外を出歩いている子供や、明らかに不自然な服装(手ぶらでコートを羽織っていないなど家出をしたとみられる服装)などは目につきやすく、子供であればその場で保護することも可能になります。

ただし成人の場合は、本人の意思を尊重しなければならないという決まりがあるため、強制的に連れて帰ることは困難になります。

職務質問をする

警察は業務として、所定の場所にて一般人への職務質問も行っています。この際、この所定の場所に家出人が通りかかり、警察官もそれが家出人であると気づければ、声をかけて帰宅を促すことが可能になります。

事件性が高く家出人が深刻な状況にいる時に警察が行う捜査

捜索願が警察で受理された後、警察が事件性が高く時間的な猶予がないと判断した場合には以下のような捜索が行われます。

事情聴取

行方不明者の家族や学校関係者、または事件に関連している人物を割り出し、その人物への事情聴取を行い、事件との因果関係を調査していきます。

公開捜査

行方不明者の写真付きでビラやチラシを作成したり、報道によって呼びかけを行ったりします。しかし公開捜査が行われるのは、よほど時間的な猶予がなく、事件性が高い場合に限られます。

鑑識捜査

行方不明者の血痕や事件の証拠となるものが失踪現場に残されていた場合は、こうした遺留品を鑑識にまわして科学的な捜査していくことがあります。しかしこのような捜査にまで進展した場合は、行方不明者の安否は絶望的である可能性も考慮しなくてはなりません。

警察犬捜査

事件性が高く、失踪現場から行方不明者の足取りや事件に関わったとされる人物の手がかりが掴めそうな時には、警察犬を導入します。犬の嗅覚は人間の100万倍、刺激臭であれば1億倍あるとされており、10キロ先の香りも感知することが出来ます。

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家出した身近な人を警察に探してもらう方法

現在、「身近な人が家出をしていて心配だ…」という人は、ひとまず警察に捜索願を届け出ましょう。「事件性が高い」と判断され、すぐに捜索が行われるケースもあります。

警察署に行き捜索願を届け出る

当たり前ですが、警察は捜索願の届け出が行われた者しか捜索の対象にはしません。そのため、警察に捜索願の届け出を行うことは、捜索がされる・されないに関わらず、まず警察に認知してもらうという意味でも重要です。

【関連記事】捜索願を警察に届け出る際の知識と届け出た時の警察の対応

捜索願を届け出ることが可能な人

  • 親権者
  • 配偶者
  • 後継人など親族や監護者
  • 行方不明者の福祉に関する事務に従事する者
  • 同居人
  • 恋人
  • 行方不明者の雇用人
  • 行方不明者と親密な関係にある者

捜索願の届け出先

  • 保護者等の住居地を管轄する警察署
  • 行方不明者の失踪時の住所地を所轄する警察署
  • 行方不明者が失踪した場所の管轄警察署

捜索願を警察に届け出る際に必要な情報

  • 当人の写真
  • 氏名
  • 本籍
  • 住所
  • 職業
  • 生年月日
  • 体格(身長・体重)
  • 身体的特徴(けがや手術の痕、ほくろやできもの等)
  • 血液型
  • 失踪時の服装
  • 当人の所持品
  • 失踪した日時と場所
  • 当人のよく行く場所
  • 当人の薬物の使用歴の有無、精神病の既往歴
  • 失踪の原因として考えられるもの
  • その他、発見のために参考になる事項

など

※「生存連絡のお願い」を同時に行うことで、発見された場合には警察から連絡をもらえます。
※届け出の際には、届け出をする人の印鑑と運転免許証などの身分証明書が必要になります。

家出するまでの経緯を正直に丁寧に伝える

警察官に対しては、虚偽の供述なしでありのままを伝えるようにしましょう。たとえば、喧嘩が原因で家出をされた場合は、何が原因で喧嘩をしたのかも、恥ずかしがらずにしっかりと伝えるようにします。

正直に話すことですぐに捜索が行われるというわけではありませんが、少なくとも、あやふやな情報を与えただけでは警察は動いてはくれません。

事件に巻き込まれている可能性もあるかもしれないと真摯に伝える

家出の原因が全くわからない場合は、家出ではなく「失踪」と警察に伝えるとともに、「もしかしたら何らかの事件に巻き込まれているかもしれない」という不安な気持ちも伝えましょう。もちろん警察は感情論で動けるわけではありませんが、「単なる家出ではない」という認識は持ってもらえることでしょう。

このようにして強く家出人の情報が警察官にインプットされることによって、街でのパトロールや職務質問の際に見つけやすくなります。

まとめ|一刻も早くに家出人を見つけたい時は

警察は、捜索願を受理したものの全ての捜索に迅速にあたってくれるわけではありません。警察に事件性はないと判断され、しかしすぐにでも家出人の行先を知りたいという場合には、警察よりも探偵への依頼が有効です。

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