失踪

自殺の疑いがある失踪の特徴|最悪の事態を避けるための対処法

自殺の疑いがある失踪の特徴|最悪の事態を避けるための対処法

この記事の監修者
鷹橋 公宣(たかはし きみのり)

振り込め詐欺や銀行員の巨額横領事件などの捜査を担当してきた元知能犯刑事。警察署勤務時代は幅広い事件を担当。
現在は退職し、法律事務所などのコンテンツを中心に執筆活動を続けるWEBライターとして活動中。noteでは警察のウラ話やお役立情報を発信。
元刑事ライターきみぽんのnote

家出人・失踪人。人探しの無料相談は「原一探偵事務所」へ

捜索願いを出してもほとんどのケースで探してはもらえません。

解決実績11万件の「原一探偵事務所」にまずはご相談ください。

・電話、メールでの無料相談可能
・24時間、365日対応
・安心の料金設定

無料相談はこちらから
メール相談はコチラ

「自殺をしたいけど周囲の人には迷惑をかけたくない…」そんな理由から自らの行方をくらまして、誰にも見つからない場所で自殺を図ろうとする自殺志望者は少なくありません

実際には他人に迷惑をかけない自殺方法なんて存在しませんが、自殺を考える人の大半は正常な思考が取れないほど追い詰められた状況に陥っているため、失踪という手段を選択してしまうのでしょう…。

もし周囲に失踪した人がいたら最悪の事態に陥る前に早急に見つけだしケアをしてあげないといけません。この記事では自殺の可能性が疑える失踪の対処法についてご紹介します。

失踪と自殺の関係性

自殺2

日本の自殺者数の推移

近年では国内の自殺者数は年々減少傾向にありますが、それでも平成29年の自殺者数は21,321人でした。

自殺者数の年次推移

  総数 男性 女性
2013 27,283 18,787 8,496
2014 25,427 17,386 8,041
2015 24,025 16,681 7,344
2016 21,897 15,121 6,776
2017 21,321 14,826 6,495

参考:厚生労働省|平成30年における自殺の概況

2016年度の統計では、世界の自殺率ランキングで日本が7位にランクインしており、日本は「自殺大国」であるといえます。

【参考】
産経ニュース|日本の自殺率は世界でワースト6位、特に女性はワースト3位

統計の数字をみる限り、1日あたり60人弱が自らの命を絶っているのがわが国の現実です。

社会的に注目を浴びやすい方法であればニュースなどでも報じられますが、ほとんどの自殺は報道されていません。実は、あなたの身近でも自殺が起きているのです。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
自殺事件は遺族への配慮などもあってあまり積極的には報道されません。ところが、警察署では数日に一度は自殺の届出が舞い込んできます。自殺は「知らないだけ」でめずらしいことではありません。

失踪者の発見件数

日本で警察に捜索願が出される件数は毎年約8万件前後なのですが、その内の約5%の探し人が死亡後に発見がされています。

参考:警察庁|行方不明者

5%と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、20人中1人の割合なので決して軽視して良い数値ではありません。これは捜索願が出された場合のデータなので、届け出がない失踪者を含めればもっと大きな数値になるでしょう。

失踪後から1週間が経過すると発見確率が大幅に減少しまうため、失踪の捜索には迅速に取りかかることが重要です。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
失踪と自殺が必ずしもセットになるわけではありませんが、失踪後の死亡確認は多くが自殺して発見されるケースです。大切な人の命を守るためにも、早急な捜索は必須です。

自殺目的の失踪が疑える兆候

落ち込む

体に悪い症状が生じていた

食事を全くとらなくなり眠れなくなったなど、肉体的につらい状況に追い詰められていた人は、そこから逃れたい一心で失踪を試みるケースがあります。特に精神疾患や重い持病を患っている人は、自分の体の不調に耐え切れず自殺を考えてしまう可能性が高いでしょう。

また、病気ではない健康な人でも失踪前に体型が極端に変わり疲れが取れないといつも悩んでいるようであれば、自殺の可能性も十分に疑えるので注意して下さい。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
とくに40~69歳までの失踪では、病気の悩みが失踪の原因になっているケースが多くなっています。

ネガティブな発言が増えていた

「自分なんか居なくなっても誰も困らない」「今の仕事じゃ将来に何も希望がもてない」「自分が生きている意味はあるのだろうか」など、自殺を考えている人は後ろ向きで自身を責める発言が多くなる傾向があります。

特に「もう死んで楽になろうかな」と直接的な発言をしている場合は、既にその人の中で自殺が選択肢として検討している状態と考えられるので、失踪後は早急に対処しなければいけません。

普段とらない行動をしていた

硬派で真面目なタイプの人が急にギャンブルへのめり込むなど、失踪前に明らかにおかしな行動を取っていた場合は、「どうせ死ぬんだから」とやけを起こしていた可能性が疑えます。

また、周りの人へ急に感謝の言葉を述べだし家族や旧友に会いに回るといった行動も、自殺者に見られる典型的な行動なので注意が必要です。

過去に自殺未遂があった

「未遂で終わる人は本当は死ぬ気がなかったからだ」と楽観的なことをいう人もいますが、これは大間違いです。自殺する人の8割以上はその前に何かしらの行動を取っています。

自殺未遂は死にたいけど助けて欲しいという気持ちが葛藤して反映された行為なので、1度自殺未遂に及んだ人はその後も同じ行動を続けてしまいます。すでに自殺未遂をおかしたことがある人は、自殺につながってしまう可能性がもっとも高い状態であると判断できるでしょう。

緊急の人探し調査に注力しています

「いなくなったあの人が自殺するかもしれない…。」早急に動く必要があります。

解決実績11万件の「原一探偵事務所」にまずはご相談ください。

・電話、メールでの無料相談可能
・24時間、365日対応
・安心の料金設定

無料相談はこちらから
メール相談はコチラ

 

失踪から自殺に発展した事件の例

資料2

新国立競技場の新卒現場監督が過労自殺した事件

23歳の新卒社員が工場の現場監督として月200時間以上の時間外労働を課され、それを苦に失踪をしてその後に過労死自殺として発見された事件です。

参考:新国立競技場の新卒「現場監督」が自殺…過酷な建設業界の労働実態

亡くなった新卒社員は「もう体がもたない」「仕事をやめたい」と家族や友人に打ち明けていましたが、異常な長時間勤務により正常な思考がとれない鬱の状態で、仕事を辞めるという選択肢が取れずこのような悲しい結末になってしまいました…。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
20~59歳の自殺原因として多くを占めるのが仕事関係です。過労やパワハラ、人間関係、成績不振などを原因に失踪や自殺という最悪の手段を選んでしまう人も少なくありません。

産科医が過労自殺した事件

東京都内の産婦人科に勤める30代の医師が半年に5日しか休暇をとれない残業が慢性化した労働環境を苦に失踪をして過労自殺として発見された事件です。

参考:産科医自殺に労災認定 都内病院、残業173時間超

その医師は疲労により交通違反を繰り返し部屋も散乱した状態で公共料金の支払いも滞っているなど、明らかに労働により身体的に悪影響を生じている状態だったので、失踪後の自殺は労災認定されました。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
医師といえば誰もがうらやむ高収入の職業というイメージがありますが、想像を絶する激務のため心身を病んでしまうケースも少なくありません。

静岡県警刑事部長が不倫問題で自殺した事件

不倫が原因で妻と口論になり「死んでやる」と言って家を飛び出し失踪状態となり、その3日後に自宅から2キロ離れた山中で遺体として発見された事件です。

参考:「静岡県警刑事部長」自殺、理由は不倫だった

警刑事部長は不倫相手にも「関係を外部にバラす」と脅されていたことから、今後の自分の立場の危うさに絶望をして自殺行為に走ったのではないかと推測されています。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
社会的な地位が高くなるほど、不祥事の発覚をおそれて失踪してしまいやすくなります。会社の要職や公務員などは、生真面目であるがゆえに破滅的な行動を取ってしまうのです。

失踪があった際に取るべき対処法

虫眼鏡3

警察に捜索願を出す

自殺が疑える失踪があった場合はすぐに警察に捜索願を出しましょう。失踪前の捜索者が精神疾患を患っているか自殺をほのめかす発言をしていた状況であれば、警察の捜索対象として扱われます。

捜索願の提出には色々と厳格な条件が定められているので、書類内容や提出方法の不備で時間を無駄にしないよう事前に捜索願の出し方を必ず確認しておいて下さい。

【関連記事】捜索願の出し方|届け出が可能な人と申告すべきこと
【関連リンク】警察庁「行方不明者に関する情報提供のお願い

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
生命に危険があると判断されない限り、警察は積極的に探してくれません。警察署で生命の危険があることをしっかりアピールするのが警察を動かすポイントです。

個人でも調査をする

警察に捜索願を提出したら個人でも調査をしましょう。失踪者の家を訪ねる、周囲の人間に聞き込みをするなどの方法で、手がかりが見つかるかもしれません。

自殺を計画しての失踪だと遺書が残されている場合もあるので、特に室内とPCの中身は必ず隅々までチェックすることをおすすめします。

【関連記事】
人探しの方法16選|自分でもできる人探しの方法とそのコツ
所在確認で人を見つける3つの手段|自分でやる場合とプロを頼るべき時

探偵へ人探し依頼をする

探偵は調査を専門とした人探しのプロです。緊急の状態であることを伝え依頼をすればすぐに調査に取りかかってくれますし、民間業者なので警察への捜索願のような難しい手続きは必要ありません。

費用は自己負担というデメリットはありますが、依頼をすれば失踪者の発見率が高まるのは間違いのない事実です。もし依頼ができる状態であるなら積極的に活用していくことをおすすめします。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
警察が積極的に捜索してくれない場合は、探偵こそが頼みの綱となります。早い捜索こそが生命を守るので、まずは相談だけでも急ぐべきです。

関連記事:人探しを探偵に依頼する際の料金費用の相場と調査依頼前の注意点まとめ

まとめ

自殺を考えている人が失踪したとしても失踪後すぐに自殺をするとは限りません。死に場所を決めかねている、決心がつかずに途方にくれているケースもあるからです。

失踪後すぐに捜索を開始すれば最悪の事態を回避できる可能性は十分にありますので、居なくなってしまったからとあきらめずに迅速に対処していきましょう。

元警察官 鷹橋
元警察官 鷹橋
自殺をほのめかしていたなどの状況があれば、まずは警察に捜索願を提出するのがベストです。そのうえで探偵に調査を依頼すれば、発見の確率とスピードが高まるでしょう。

 

原一探偵事務所 無料相談窓口
24時間相談可能 相談無料
即日調査可能 解決実績11万件
原一探偵事務所では、家出人・失踪人などの「人探し」に関するご相談を受け付けています。人探しは調査スピードが重要です。まずはあなたの状況をお聞かせください。原一探偵事務所があなたのお力になります。
無料相談窓口はコチラ
メール相談はコチラ