母親がいなくなり居場所がわからない、連絡がとれない…。大事な母親が失踪してしまった際には大変な精神的負担を強いられていることと思います。
また、母親が失踪した原因はもしかして自分にあるのではないかと、強く自己批判をしてしまっている場合もあるかもしれません。
母親が失踪したのには必ず原因があり、そして早期に対策を行うことで発見する可能性が高まります。今回の記事では母親が失踪した理由と発見のためにできる対策を記載します。
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目次
母親が失踪する理由
失踪した理由により深刻度が変わり取るべき対策がことなります。まずは母親が失踪した理由を確認しておきましょう。
父親とトラブルを抱えているから
父親とトラブルを抱えている場合に母親が失踪するケースがあります。具体的には以下のようなトラブルが挙げられます。
- 父親が家事・育児などに非協力的である
- コミュニケーションがスムーズにいかない
- 夫婦喧嘩をした
- DV(ドメスティックバイオレンス)を父親から受けている
これらの場合であれば、母親自身のクールダウンも兼ねて失踪している場合もあり、比較的緊急度は低いと言ってもいいかもしれません。
特に父親が家事・育児に非協力的であり、普段から母親に対して感謝の言葉を伝えていないような場合には「母親がいなくなることで如何に生活が不便になるか」を父親に気づかせるために失踪している可能性もあります。
参考:夫婦喧嘩による家出の行き先|夫婦別の心理と仲直りの秘訣まとめ
DV(ドメスティックバイオレンス)を受けている場合には、父親と母親が離婚してしまう可能性もあります。母親が見つかった場合には以下の相談先に一度電話をしてみてください。
・DV相談ナビ(0570-0-55210)
・警察庁総合センター(03-3501-0110)
同居人との相性が悪いから
同居人、特に姑との相性が悪い場合にも失踪してしまう可能性があります。
母親も結婚前は別の家庭で生活をしており、同居人との習慣や価値観が全く違う場合には精神的に疲弊してしまう場合も考えられます。
介護に疲れたから
母親が父親や父親の両親等の介護を行っている場合もあります。介護は専門職もあるくらいに技術的にも精神的にも多くの負担を必要とする行為です。
そのため介護の心労から失踪してしまう場合もあります。
浮気をしているから
母親が浮気をしているケースも挙げられます。もし浮気をしている母親が失踪してしまった場合には父親との精神的なつながりが切れてしまっている可能性が高いです。
浮気での失踪においては離婚の理由になり、失踪された側の父親は離婚請求を行うことができます。
【関連記事】「家出と離婚の関係|家出した配偶者と離婚する方法・しない方法」
認知症による徘徊
母親が高齢の場合は認知症などで徘徊を行って失踪してしまうケースがあります。徘徊してしまっている場合には事故に遭ってしまったり体力が低下するなど生命に危険を及ぼす可能性が大いにあります。
認知症による徘徊の場合警察に捜索願(正式名称行方不明者届)を届け出ることですぐに捜索を行ってくれます。
【関連記事】「認知症患者の徘徊|事前対処と帰宅しない場合に必ずすべきことまとめ」
その他
前兆が無かったにもかかわらず母親が失踪してしまった場合には何かしらの事故や事件に巻き込まれてしまっている可能性があります。
失踪する前兆としては以下のものが挙げられます。
- 徐々に社会的なつながりを狭める
- 最低限必要な現金を用意する
- 失踪宣告書を残す
- 退職する
- 携帯電話を解約する
- 荷造りをする
上記のような前兆がない場合には非常に危険な場合もあります。母親の失踪前の行動を把握する、母親の知人に連絡を取るなどしていち早く母親の動向を確認するべきでしょう。
母親の主な失踪先
ここでは母親の主な失踪先を記載しておきます。ご自身で母親を探す際の参考にしてください。
参考:「家出の行き先一覧|家出人を早期発見する為の行き先の調べ方」
ビジネスホテル
ビジネスホテルは安くても3,000円~5,000円程度の宿泊費がかかり経済的な負担は大きくなりますが個室であるため失踪先として多く選ばれています。
ファミリーレストラン
短期的な失踪であるならばファミリーレストランが選ばれる場合があります。軽食を取ることができドリンクバーもありますので夫婦喧嘩などの際にクールダウンを行う場所としては最適です。
知人の家
母親が中期的な失踪先として選ぶ場合に多いのが知人宅です。とくに主婦の友人宅を選ぶことが多いと言われています。同じ母親という立場から同様の問題を抱えており、父親や姑への不満や感情を共有することができます。
浮気相手の家
母親が浮気をしている場合には浮気相手の家にいる場合が多いです。場合によっては浮気相手と新たな生活を始めるために新しく家を借りている場合も考えられます。
このような場合には何かしら兆候がありますので、家族としては兆候を見逃さず対策を取るようにしたいものです。
【関連サイト】: 厳選 浮気調査ナビ
実家
長期的な失踪を考えている場合には実家を選択する場合が多いです。両親に迷惑をかけたくない等精神的に気が引けてしまう場合もありますが、もし実家を選択した場合には両親も心配し長期的にかくまって支えようとすることも考えられます。
母親が失踪した際に早急に対応するべきケース
母親の失踪において、生命の危険がある場合には早急に対応しなければなりません。失踪と自殺は密接に関係しているともいわれており、失踪してから対応するまでの時間が早ければその分自殺することを防げる可能性があります。
母親の生命が危ぶまれるケースは以下の通りです。
- 自殺する意図がうかがえる
- 借金を苦に失踪している
- 精神病を患っている
- 暴力団が関与している
- 失踪現場に血痕や事件性が高いと見られる証拠が残っている
- 被災地にいた形跡がある
- 失踪の予兆が全くなかったのに失踪した
上記のような場合には早急に警察に対応を願うか、探偵に捜索の依頼をするべきでしょう。
【関連記事】「捜索願を警察に届け出る際の知識と届け出た時の警察の対応」
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失踪した母親を自分で探す方法
父親とのトラブルなどによる失踪で、母親に生命の危険がない場合においては自分で探すのも一つの方法かもしれません。ここでは失踪した母親を自分で探す方法を記載します。
【関連記事】「人探しの方法16選|自分でもできる人探しの方法とそのコツ」
失踪時の持ち物を確認する
失踪時の持ち物を確認することで、母親の失踪が短期的なものかそれとも中・長期的なものかを把握することができます。
もし中~長期的な失踪の場合であれば以下の物を持ち出している場合が多いです。
- お金
- 身分証明書
- 衣服
- 普段服用している薬
参考:家出に必要な持ち物|残された持ち物から手掛かりを探る方法
逆に上記の物が無くなっていない場合には短期的に失踪している可能性が高いと言えます。
本人・知人に連絡を取る
本人に直接連絡をとることも一つの手です。電話に出ない場合には留守番電話にメッセージを残しておくようにしましょう。
もし連絡が取れない場合には、母親の実家や知人、など思い当たるところに連絡と取るようにして下さい。Facebook等のSNSで呼びかけることも効果的です。近年では人探しのためのアプリもありますのでそちらも利用してみてください。
【関連記事】人探しアプリ8選|スマホで手軽に人を探す方法と注意点
失踪した際の緊急度が高い場合には警察・探偵に相談を
もし失踪の前兆がなかったり失踪の理由が思い当たらない場合にはご自身での捜索ではなく、専門的な機関の力を借りなければなりません。失踪した場合には直ちに捜索を開始することが重要になりますので、警察や探偵に依頼をするようにして下さい。
ただし、警察に関しては事件性がない場合捜索を行ってくれません。そのような時には探偵への依頼がおすすめです。
【関連記事】「探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金」
【関連リンク】警察庁「行方不明者に関する情報提供のお願い」
まとめ
もしも失踪していた母親が見つかった際には、家族による心のケアが重要です。失踪したことを叱責したりせずに、失踪した理由に関して家族で話し合うなど、母親の不満や悩みなどに寄り添うようにしてあげてください。

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