探偵には国家資格などは必要なく、公安委員会に届出をして営業しているに過ぎません。なので、探偵の実力は事務所によってピンキリです。
事務所選びを間違うと、支払ったお金が無駄になったり、高額請求をされる可能性があります。この記事では『おすすめの事務所の選び方』『気を付けた方がいい事務所の特徴』などを紹介します。
調査を検討している方は是非読んでみてください。
探偵は、大手事務所を選ぶのがおすすめです。
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目次
探偵事務所の選び方
失敗しにくい探偵事務所の選び方を紹介します。
実績を確認して選ぶ
実績に関しては、例えば以下のようなものが有効です。
- 長年営業している探偵事務所
- 解決実績の多い探偵事務所
- テレビや雑誌などの調査に協力したことがある探偵事務所
これらを満たすのは、大手の事務所である可能性が高いです。他社を抜いて大手になるには、それなりの信用や実績が必要になりますよね。
口コミを調べて選ぶ
検討している探偵事務所の世間の評価をインターネットで調べてみましょう。
- Yahoo!知恵袋などの質問サイト
- TwitterなどのSNS
- Googleで直接検索する
- 掲示板(5ちゃんねるなど)
ユーザーに、探偵事務所を紹介することで収益を上げているサイトの口コミは、信用し過ぎないようにしましょう。明確な引用元が記載されていない場合、創作である可能性が高いからです。それよりも上記であげた4点を中心に調べた方が、リアルな意見を見ることができます。
料金体系で選ぶ
料金体系には大きく分けて2つのパターンがあります。
支払い方法 | メリット | デメリット |
前払い | ・契約する前に金額を確認することができる | ・支払ったきり、調査が進まない可能性がある
・トラブルが起こった時にお金が戻ってこない可能性がある |
後払い | ・調査が終わって、結果に納得してから支払いをすることができる | ・調査終了後、見積もりより高い金額を請求される可能性がある |
『前払いか後払いか』で言えば、後払いの方がおすすめです。どんなトラブルが起こっても、料金を支払う前であれば、ひとまず安心だからです。探偵料金は決して安くありませんからね。
パック料金・経費込みがおすすめ
『調査料金+経費(調査後に清算)』であるパターンが多いのですが、調査が完了するまで経費額が分からないので、トラブルに発展しやすいです。
『経費が調査料金を上回る』なんていう悪質なケースもありますので、『1日〇万円(経費込み)』のような料金体系の事務所が安全です。
【関連記事】
人探しの料金相場|人探しにかかる調査料金を抑える5つのコツ
こんな事務所には注意しよう
ホームページや広告を見た際に、下記に当てはまるような事務所を見つけた場合は注意してください。
調査費用が安過ぎる
調査費用が安いのは大変ありがたいことです。ですが、なぜ費用が安いのでしょうか?それは、何かしらのコストをカットしているからに違いありません。
それが広告費や家賃であれば構いませんが、『人件費』や『機材費』であった場合、調査そのものに影響が出る可能性もあります。極端な例ですが、『アルバイトの調査員が格安のデジカメを持って調査している』ような事務所に依頼したいと思うでしょうか?
費用が安かったとしても、証拠が取れなければお金が無駄になるだけです。また、最安値だけを明記しており、実際にはもっと費用がかかるパターンも考えられます。
契約を急かしてくる
「早く調査を開始した方がいい」などと言い、契約を急かしてくる事務所には注意しましょう。前払いの事務所の場合、料金を払ったきり調査が進まなかったりする可能性があります。
信用できる事務所なら問題ありませんが、契約する前には一旦冷静になりましょう。
探偵業届出証明書が提示されていない
探偵には資格は必要ありません。ただし、各都道府県の公安委員会に届出をしてから営業する必要があります。届出をした際に、『〇県公安委員会 第………号』といった形で番号が発行されます。
『きちんと届出をして営業している証』なのですから、番号をホームページに記載するのが当たり前ですよね。その記載がないというのは、どう考えても怪しいです。
大げさな広告やキャッチコピー
『調査成功率100%』や『期限内で必ず成功させます』などの大げさな宣伝文句を使っている事務所には注意しましょう。調査が100%成功するなんていうことはありえません。
ただし、『結果に関係なく、無事に調査が終わった』が成功の定義だったらどうでしょう。その場合は成功率100%も確かにありえます。しかし、ほとんどの人がその結果で納得がいかないことは明白です。
ユーザーに嘘をついたり、誤解を招いたりするような事務所は最初から選ばない方がいいのです。
過去に行政処分を受けている
探偵業法違反により、公安委員会から業務停止命令などの処分を受けた事務所は、各都道府県警察のホームページに名前が記載されます。
【参考:探偵業法に基づく行政処分 – 警視庁】
上記リンクは、『東京都で処分を受けた事務所』になります。あなたのお住まいの地域で処分を受けた事務所はどれなのか、あらかじめ調べておきましょう。
事務所の所在地があいまい
事務所・相談窓口の所在地を明確に示していない事務所は要注意。トラブルがあった時に逃げられてしまうかもしれません。少なくとも、ホームページに記載されている場所にちゃんと事務所があるかどうかは確認するべきです。
また、相談の際、事務所で会おうとせず、近くのカフェなどを利用しようとする場合も同様に注意しましょう。
探偵を選び間違った時に起こりやすいトラブル
悪質な探偵を選んでしまった場合、どのようなトラブルが起こるのでしょうか。
いつまで経っても成果が出ない
前払いで大金を払ったにも関わらず、成果が出ないパターンです。
- 連絡すらつかない
- 調査しているとは言うものの一向に報告書を出さない
- 「もう少しで成果が出そう」などと言い、追加で費用を請求してくる
半ば詐欺に近い被害を受けることになります。
本当に調査しているか分からない
こちらも前払いの場合に起こるトラブルです。
- 「あなたが探している人はどこにもいませんでした。もう亡くなっているかもしれません」
- 「あなたの旦那様が浮気しているという証拠が出ませんでした。なのでご安心ください」
信頼できる事務所からの報告であれば納得できますが、そうでない場合、「お金だけ受け取って調査していないんじゃないか」という疑問が沸いてきませんか?
この場合、問い詰めてみてもどうにもならず、返金にも応じてもらえない可能性が高いでしょう。
見積もりと実際の請求額が違い過ぎる
『見積もりで提示された金額+実費がかかるとは聞いていたが、あまりにも高過ぎる』というパターンです。悪質な場合だと、調査料金を実費が上回ることもあります。
このパターンの場合は、料金の支払いに応じず、弁護士や消費生活センターに相談しましょう。
「調査成功」の定義でもめる
記事内で何度か触れましたが、「調査成功」の定義でもめることも良くあります。
成功報酬型の事務所の場合、調査が成功した場合には+αで費用を支払う必要があります。
- 探している人の住所や勤務先が分かった
- 探している人がすでに亡くなっていることが分かる証拠を手に入れた
- 探している人が〇県〇市にいることが分かった
- 探している人が、最近まで住んでいた場所が分かった
- 探している人が見つからなかった
人探し調査の場合、「調査成功」で思い浮かべるのは①か②ですよね。ですが、③~⑤でも成功報酬を請求されることがあります。
『(証拠は見つかっていないが)調査自体は無事に成功した』なんて言われても納得できませんよね。成功報酬型の事務所に依頼する際は、『調査成功』の定義をあらかじめ確認しておきましょう。
【関連記事】
探偵に依頼した際に起こり得るトラブルと対処法
まとめ
探偵を選ぶポイントはいくつかありますが、一番大事なのは探偵業届出証明書があるかです。証明書がないということは違法な業者なので絶対に依頼をしないでください。
他にも特に大事なポイントを絞ると
- 値段は安過ぎていないか
- オフィスは実在するか
- 報告書を見せてくれるのか
の3点です。違法な探偵・悪質な探偵はあの手この手であなたを騙そうとしてきます。騙されないためにも、探偵を選ぶ時に良い・悪い探偵を判断することが大事です。あなたが良い探偵を選ぶことを願っています。
また、「どの事務所にしたらいいか分からない」という方は、探偵事務所紹介サイトを利用してみるのもよいでしょう。
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