2018年の行方不明者数は、警察庁によると約8万8千人と2014年から増加傾向にあるようです。
(参考:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/H30yukuehumeisha_zuhyou.pdf)
おそらく行方不明になった方の家族は、警察に捜索届を出しますが、事件性がないと警察は動いてくれません。
そこで、他に行方不明の方を探す方法の1つにインターネット掲示板が挙げられます。
インターネット掲示板を利用すれば、全国どこからでも目撃情報を集めることができ、捜索範囲を大幅に広げることができます。
その一方で、注意して掲示板を利用しなければ犯罪に巻き込まれる恐れもあります。
この記事では、実際に使える掲示板の紹介から、利用する際の注意事項などを詳しくご説明します。
【関連リンク:人探しの方法8選!誰でも無料でできる方法と探偵に依頼した際の料金】
事件性がなければ警察は捜索をしません。
自力で探すのが困難であれば、探偵に依頼しましょう。
高い調査力であっという間に見つけてくれるかもしれません。
まずは相談窓口を利用しましょう。
警察に捜索願いを出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
年間相談件数50,000件の「綜合探偵社MJリサーチ」にまずはご相談ください。
・電話、メールでの相談可能
※ストーカー等、犯罪性のある調査依頼は請けかねますのでご注意ください。
・24時間、365日対応
・安心の料金設定
目次
人探し掲示板朝日は閉鎖した
日本最大級の掲示板であった「掲示板朝日」は現在(2020年6月24日現在)閉鎖しており、利用することはできません。
また、再開見込みは立っておらず、再び使えるようになるかどうかは不明のままです。
現在利用できる掲示板サイト
ここでは、「掲示板朝日」以外に使える、掲示板とその特徴などを紹介します。
尋ね人(たずねびと)
「尋ね人」は、登録・掲載料無料の人探し専門の掲示板サイトです。
「なんの見返りもなしに情報提供してくれる人などいない」とお考えの方も、当サイトでは事前に謝礼金を設定することができます。
ゆえに、情報の収集率が向上し、対象の人物を見つけられる可能性が高まるでしょう。
しかしながら、謝礼金の受け渡しについてサイト側は介入してくれず、当事者間で解決しなければなりません。
したがって、謝礼金の設定をする際などは、安易に高額な設定しないなど注意が必要です。
【関連リンク:尋ね人(たずねびと)】
探偵ちゃん
「探偵ちゃん」は、人探しのみならず探偵に関連することならなんでも相談することができ、探偵が必要となるような悩みに関するアドバイスをもらうことができます。
また、当サイトで探偵・興信所の検索や探偵の基礎情報などについても調べることができます。
「探偵や興信所に相談するのが不安」、「相談する前に誰かに悩みを聞いてもらいたい」、という人には「探偵ちゃん」がおすすめです。
【関連リンク:探偵ちゃん】
失踪者情報投稿掲示板|MPS JAPAN
日本失踪者捜索協力機構が運営する「失踪者情報投稿掲示板」(MPS掲示板)では、顔写真付きで人探しの投稿をすることができます。
また、MPS掲示板では、違法な目的での人探しを防止するため、書き込みをするには以下3つの条件を満たす必要があります。
- 書き込みをするものが2親等※以内であること
- 警察署に「行方不明者届」を出していること
- 行方不明者及び家出の原因が犯罪ないこと
※1親等…両親、配偶者(婚姻関係にある者)の両親、子、配偶者の子
2親等…祖父母、配偶者の祖父母、兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹など
投稿する際には厳格な条件が設けられており、さらに、偽りの情報だと思われる情報はサイト側が削除してくれるので、信憑性の高い情報が集まりやすくなっています。
【関連リンク:失踪者情報投稿掲示板|MPS JAPAN】
いまどこ?青い糸、赤い糸
「いまどこ?青い糸、赤い糸」では、主に昔好きだった人や、昔の恋人などの投稿が多い掲示板です。
このサイトでは、自分の名前も相手の名前も非公開のまま、当時の思い出などを投稿することができるため、なりすまし等を防ぐことができます。
【関連リンク:いまどこ?青い糸、赤い糸】
人探し掲示板を利用するメリット
「人探し」をするにあたり、ネット掲示板を利用するメリットは主に3つあります。
無料で人を探すことができる
人探しを探偵や興信所に依頼した場合、ある程度の費用が掛かりますが、インターネット掲示板のほとんどは、無料で人探しの投稿をすることができます。
また、1度投稿すればあとは、有力な情報が集まるまで待つだけなので、人探しに割く時間も減らすことができます。
遠く離れた範囲まで捜索することができる
自力で探したり、探偵に人探しを依頼したりする場合、捜索できる範囲には限度があります。いくら探偵であっても、日本の端から端までくまなく捜索することは現実的に不可能です。
しかしながら、インターネットが世界中に普及した今日では、いついかなる場所にいても情報を閲覧し、共有することができます。
したがって、事実上捜索の範囲を世界中に広げることができます。
匿名で書き込むことができる
多くの掲示板では、投稿者は匿名で人探しを行うことができます。
人探しをしている人の中には、「自分の素性は知られたくない」、「人探しをしていることを知られたくない」と考える人もいます。
このような人でも、「探している側」の名前は伏せて、目撃情報等を募ることができます。
人探し掲示板を利用するデメリット
掲示板を利用することで上記のような恩恵が得られる一方で、以下のようなデメリットも存在します。
見つかる可能性が極めて低い(閲覧数が少ない)
そもそも、人探しの掲示板を利用する人は、過去に人探しを経験した人、興味本位で閲覧した人などであるため、閲覧数は多いとは言えません。
また、その中には「出会い目的」であったり、お金をだまし取ろうとしたりする人も一定数いるため、本当に情報提供をしようと考えている人はほんの一握りしかいません。
嘘の情報が多い
不特定多数の人が閲覧するため、捜索範囲を拡大できる一方で、信憑性の低い情報が集まりやすくなります。
当然、勘違いから間違った情報を書き込んでしまう場合も考えられますが、わざと嘘の情報を書き込み、騙そうと考えている人もいます。
ゆえに、目撃情報などが寄せられたからと言って、それを完全に信じ込んでしまうのは非常に危険です。
有力な情報が見つかるまで時間がかかる
インターネット掲示板は、閲覧数があまり多くないため、投稿をしてから有力な目撃情報が手に入るまで時間がかかります。
また、投稿してから時間がたつにつれ、トップページに表示される可能性が減り、新しい投稿が表示されるようになるため、見られる機会も減ります。
人探し掲示板を利用するうえでの注意点
詐欺被害に巻き込まれる可能性がある
インターネット掲示板は原則匿名であることをいいことに、嘘の情報を教え、設定した謝礼金などをだまし取ろうとします。
また、昔の恋人などを探している場合、あたかも自分が探している人物であるかのようになりすまし、直接会ったら事件に巻き込まれてしまったケースもあります。
「直接会おう」と言われた場合は特に、まず詐欺ではないかと疑うのが適切です。
個人情報が悪用される恐れがある
人探しを行うには、少なからず名前や身体的特徴などの、個人情報を公開しなければなりません。その際、その個人情報は半永久的にネット上に残り続けるということを念頭に置かなくてはなりません。
さらに、その情報が悪用されたり、個人が特定されたりする恐れがあるということも認識しなくてはいけません。
そのため、掲示板に投稿する際には、どこまで個人情報をだしても大丈夫かしっかりと考えてから投稿するようにしましょう。
抱えている問題が悪化する可能性がある
行方を突然くらました人のほとんどは、何かしらのトラブルに巻き込まれていたり、問題を抱えたりしています。
掲示板に投稿することで、問題を抱えていることが他の人にバレてしまい、さらに問題が悪化してしまうことも考えられます。
したがって、捜される側は問題を抱えているということを踏まえて、改めて投稿すべきかどうか考えることが大切です。
掲示板を利用したトラブル事例
ここでは、掲示板を利用したことでトラブルに巻き込まれてしまった事例をご紹介します。
無許可で個人情報が漏洩された
行方不明や失踪などの事実は一切ないにもかかわらず、嫌がらせやいたずら目的で、個人の顔写真や住所、メールアドレスが無断で公開されていました。
自分の名前が人探し掲示板に載っているのをみた家族や友人は、大変心配するでしょうし、ネット上に自分の個人情報が残り続けてしまうという状況に陥ってしまいました。
【関連リンク:人探しで使える掲示板|特徴とトラブル例もあわせて紹介】
ストーカーに悪用されてしまう
実際は付き合ってもいない人が、対象者の住所や電話番号を知りたいがために、恋人になりすまし、情報提供を募ることがあります。
その際、投稿者の真の目的はその投稿からは分からないため、善意の情報提供者が知らぬ間に、犯罪に加担してしあう恐れがあります。
【関連リンク:人探しで使える掲示板|特徴とトラブル例もあわせて紹介】
掲示板以外の人探しの方法
掲示板を利用することにはメリットがあると同時に、デメリットや危険性もあります。
そこで掲示板以外に、人探しをする方法を3つほどご紹介します。
個人で探す
自力で人探しを行う場合、ツイッターやインスタグラム、FacebookといったSNSで検索をかければ見つかる可能性があります。
ただし、Facebook以外は実名以外の登録も可能であるため、同姓同名であったとしても探している本人であるという確証はありません。
探したい人の名前に加えて、職場や出身学校など、関連するワードも含めて検索すれば、検索結果が絞られ、捜したい人物を見つけられる可能性も高まります。
警察に捜索届を出す
対象者の行方が分からなくなったことに事件性がある場合、警察に「捜索届」を提出しましょう。警察のネットワークを通して、迅速に行方不明者を探してくれます。
しかしながら、行方不明になった人すべてを警察が捜索してくれるわけではありません。
捜索届を出すには、誘拐などの事件性があること、さらに、捜索届を出すには行方不明者と親しい間柄であることが求められます。具体的には、家族・親族・同居人などです。
以上の条件を満たしている場合は、すぐに警察に捜索願を提出しましょう。
探偵に依頼する
「事件性はないけどどうしてもあの人を探したい」。そうお考えの方には、探偵がおすすめです。
人探しの実績が豊富な探偵に依頼すれば、今まで培った経験をもとにわずかな情報からも対象者を見つける可能性が高いです。
相談窓口をしてくれる探偵社も多いため、迷ったらまずは相談してみるのがいいかもしれません。
事件性がなければ警察は捜索をしません。
自力で探すのが困難であれば、探偵に依頼しましょう。
高い調査力であっという間に見つけてくれるかもしれません。
まずは相談窓口を利用しましょう。
警察に捜索願いを出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
年間相談件数50,000件の「綜合探偵社MJリサーチ」にまずはご相談ください。
・電話、メールでの相談可能
※ストーカー等、犯罪性のある調査依頼は請けかねますのでご注意ください。
・24時間、365日対応
・安心の料金設定
まとめ
日本最大級の人探し掲示板である「掲示板朝日」は現在閉鎖していますが、その他にも「尋ね人」や「MPS掲示板」など利用できるものがあります。
掲示板を利用する際は、個人情報の漏洩や犯罪に巻き込まれないよう注意して利用してください。
また、どうしても対象者を見つけたい場合は、探偵に依頼するのがおすすめです。
【関連リンク:行方不明の相続人を探す方法|行方不明者がいても財産を相続する方法】
24時間相談可能 | 相談・見積無料 |
即日調査可能 | 年間相談実績3600件以上 |