家出したあの人はなぜ帰ってこないのでしょうか。今はどこで何をしているのでしょうか。そうこう考えているうちに、刻一刻と時間は経過していき、その1分1秒が取返しのつかない事態を生んでしまうかもしれません。
今回の記事では、家出人が帰ってこない原因、また原因別の捜索重要度やその方法について解説していきましょう。
捜索願を出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
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目次
家出した人が帰ってこない理由
一体何を理由に家出をしたのか、待つ身としては明らかにしておきたいところです。
【参考:家出の理由6選|家出したがる複雑な心境と保護すべきケース】
捜索重要度★|家にいたくないから
喧嘩、反抗期、価値観が合わないなど、家庭の中の誰かに向けて反発心を抱いている時は、家そのものが安らげる場所に感じられなくなり、家出をすることがあります。
ただし、こうした突発的な家出の場合は、長期的に家以外の場所で生活する準備を事前にしていないため、長くても1日程度で帰宅するケースがほとんどです。逆に言えば、2~3日経過しても帰宅しない場合は、不本意に何らかのトラブルに巻き込まれているケースが考えられます。
捜索重要度★★|家にいられないから
借金が返せなくなってしまった、悪質な取り立てに遭っているなど、家にいたくてもいられずに家出することもあります。
このようなケースでは、家にいられない根本的な原因を解決しない限りは、たとえ居場所が判明して家に連れてくることができても、家出が再発する可能性があります。
捜索重要度★★★|帰りたくても帰れないから
事故や事件に巻き込まれた、被災した、迷子になっているなど、本人が強く家に帰りたいと望んでいるにも関わらず、物理的に帰ることができないために家出という扱いになってしまっているケースは、かなり深刻です。
「家出人が帰ってこない場合の重要度別捜索法」の項でも解説していますが、警察に捜索願を届け出ても事件が浮き彫りにならない限りは、警察は捜索らしい捜索を行ってくれません。ただちに捜索するためにも、民間の調査機関である探偵に協力を要請しましょう。
捜索願を出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
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家出して帰ってこない時に身を寄せている主な場所
ここでは、家出して長らく帰ってこない人が身を寄せている場所について、主なものを解説していきます。
ネットカフェ
安価で24時間いつでも足を運べ、いつでも退室でき、シャワーを浴びたり軽食をとったりなど最低限の生活はできるため、家出先としては申し分ありません。現在は長期滞在者向けに1泊2,000円の格安プランも出てきています。
車の中
ガソリンさえあれば携帯電話も問題なく使用することができ、冷暖房も調節できる車の中は年中快適に過ごせます。ただし、寝心地が良いわけではないので、長期滞在には向きません。
実家
実家に帰れば、寝る場所にも食べるものにも困らないので不自由なく家出ライフを送れます。また、夫婦喧嘩が原因で家出した場合は実家の両親が味方になってくれたり、心強く感じられたりもするでしょう。
知人・他人の家
気心の知れた知人の家にお世話になっているのであれば、トラブルに巻き込まれる心配はまずしなくても大丈夫でしょう。しかし一方で、全くの他人の自宅に行っているケースは要注意です。
特に思春期の子供は、インターネット上で知り合った他人の自宅に泊まりに行ったところ、わいせつ行為や暴行を受けたというトラブルに発展しかねません。
【参考:家出の行き先一覧|家出人を早期発見する為の行き先の調べ方】
家出人が帰ってこない場合の重要度別捜索法
待てども待てども帰ってこない…。そんな時はどのように捜索をしたらよいのか、主な3パターンを以下で解説していきましょう。
捜索重要度★|自力で捜索する
事件性が低い場合や、まだ時間的な猶予がある場合は、自力での捜索を試みましょう。すぐに捜索に着手できて、高額な調査費用がかかるわけでもありません。自力で捜索する主な方法は以下となります。
- 私物を確認する
- メール、電話で呼びかける
- インターネットを活用する
- SNSを活用する
- ビラを作成して貼る
- ナンバープレートを手掛かりにする
- 住民基本台帳を閲覧する
- 徒歩で足取りを追う
具体的な捜索方法は以下の記事を参考にしてみて下さい。
【参考:人探しの方法10選!誰でも無料でできる方法と探偵に依頼した際の料金】
捜索重要度★★|探偵に調査してもらう
今すぐにでも本格的な捜索を開始してほしいという時には、民間の調査機関である探偵事務所への調査依頼がオススメです。
調査の費用は自己負担にはなりますが、警察犬やドローンを導入したりと、まるで警察が行うような調査をすみやかに行ってくれ、事件性がある場合はその事件と関連している人物の尾行や張り込みなどの調査も可能です。
【参考:探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金】
捜索重要度★★★|警察に捜索してもらう
事件性が高く、もはや警察に動いてもらわなければ人命が危ぶまれるという時には警察にまず捜索願の届出を行い、一刻も早く捜索を行ってもらうべきです。
事件によっては全国的な公開捜査が行われ、科学的な見地からも早期に事件を解決へと向かわせてくれます。
ただしあくまでも、捜索がなされるのは事件性が高い場合のみとなります。この捜索の対象者や、捜索願の届出の方法などは以下の記事を参考にしてみて下さい。
【参考:家出人を警察が探さない本当の理由と警察が可能な家出人捜査】
【関連リンク】
警察庁「行方不明者に関する情報提供のお願い」
警察だけをあてにするのは危険です。
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家出人が帰ってこないままでいるとどうなるのか
本記事の最後に、家出人がこのまま帰ってこないままでいると具体的にはどうなるのか、どうすることができるのかについて解説していきましょう。
生存率が低下する
行方不明者が「生存状態で見つかりやすい」「見つかりにくい」のボーダーラインは、1週間であると言われています。事件や事故に比べて家出の方が発見される可能性は高く、家出人のうち多くの方が1週間以内に発見される、または自発的に帰宅します。
しかし、全体の行方不明者で見ると1週間を過ぎると捜索は困難になり、1~3ヶ月の発見率は3.8%、1年以上では1.9%まで低下してしまいます。
一方で行方不明者届の受理当日から1週間以内であれば、発見率は34~46%あることが分かります。
【引用:令和元年中に所在確認された行方不明者の所在確認までの期間|警察庁】
離婚が可能になる
夫婦のどちらか一方が家出してしまい、3年間連絡が取れず消息も分からない状態であれば、家出をされたもう一方は、離婚裁判を起こし判決をもらうことで離婚が可能になります。これは法廷離婚事由の一つである『3年以上の生死不明』に該当するためです。
【法廷離婚事由】
1:不貞行為(浮気)
2:悪意の遺棄
3:3年以上の生死不明
4:回復の見込みのない強度の精神病
5:その他|婚姻を継続し難い重大な事由
そもそも家出という行為自体が、夫婦関係を破たんさせる原因を作る『悪意の遺棄』に該当しますが、単なる家出のみが原因で離婚が認められるケースは多くありません。
もしも配偶者の家出をきっかけに離婚をしたい、または離婚したくないと考えている人は、家出人の捜索と並行して弁護士への相談も行うと良いでしょう。家出と離婚に関する詳しい内容は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
【参考:家出と離婚の関係|家出した配偶者と離婚する方法・しない方法】
まとめ
家出して数時間も経てば、ほとんどの方は冷静さを取り戻し、遅くても翌日には帰宅します。しかし翌日になっても、そのまた翌日になっても帰ってこない時、待つ側は最悪のケースの可能性も踏まえた上でいよいよ何らかのアクションに出るべきです。
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