人探しの方法・手段

人探しに住民票の閲覧は有効|閲覧の方法と条件

     
人探しに住民票の閲覧は有効|閲覧の方法と条件
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人探しをする際には住民票を手がかりにすることができます。しかし、住民基本台帳法により、プライバシー保護の観点から住民票は非公開とされたため、相当な理由がなければ個人による閲覧はできなくなりました。

※国や地方公共団体が閲覧する場合、統計調査等の公益性が高い調査の場合は許可されます。

この記事では、住民票による人探しの方法や、閲覧するための条件や手続などを詳しく解説します。

住民票を手がかりに人探しをしようと考えている方へ
人探しのために住民票を閲覧できるのは、身内・近親者・委任状の所持者だけです。
上記以外の方は、警察や探偵に相談するのが有効でしょう。
ただし、警察も、事件性や緊急性が低い場合には積極的に動いてくれません。
探偵であれば、以下のサポートが望めますのでおすすめです。
  • 事件性・緊急性が低い場合でもすぐに探してくれる
  • 調査のノウハウを活かして早期発見が望める
  • 手がかりが少なくても見つかる可能性がある など

関係人物の尾行や張り込み調査・聞き込み調査・警察犬調査・ドローン調査など、探偵の調査方法は多岐にわたります。まずは相談窓口をご利用ください。

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住民票を手がかりにした主な人探しの方法2つ

早速、住民票を手がかりとした人探しの方法についてご紹介します。

1:住民票の除票を確認する

まず1つ目の方法は、“住民票の除票の確認”です。一般的には、転出届や死亡届が提出されれば住民登録は抹消されますが、この “抹消された住民票”のことを住民票の除票と言い、記載内容は住民票とほとんど変わりません。

除票の保存期間は、令和元年の法改正によって削除された年から150年とされています。

この住民票の除票を閲覧することにより、以下の情報を確認することができます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 世帯主
  • 世帯主との続柄
  • 戸籍
  • 住所
  • 前住所
  • その地域の住民になった年月日
  • 転入年月日
  • 転出先住所
  • 死亡年月日

閲覧の方法は住民票と同様の手続を踏むか、本人の家族が身分証と印鑑を持って役所に行き、数百円程度の手数料を支払えば窓口で発行してくれます。

2:戸籍附票を閲覧する

2つ目の方法は“戸籍附票の閲覧”です。戸籍附票とは、“今までの異動履歴が掲載されたもの”で、住民票にはこのような異動履歴は掲載されないため、 特に居住地をたびたび変えながら行方をくらましている人を探したい時には有効な方法です。

《戸籍附票見本》

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【引用:名古屋市 戸籍の附票

戸籍附票を閲覧することにより、以下の情報を確認することができます。

氏名、本籍地、住所変更履歴、住所を定めた日

この戸籍附票は、探したい人の本籍地の役所の戸籍課に行き、申請書に記載、提出をして数百円程度の手数料を支払えば取得が可能になります。

本籍地が遠い場合は郵送で取り寄せることもできます。この場合は以下のものをご用意ください。

  • 各市区町村のホームページからダウンロードした請求用紙
  • 84円切手を貼り返送先である自分の住所と宛名を書いた返信用封筒
  • 請求者の免許証または健康保険証のコピー
  • 請求者の住所、氏名、生年月日、電話番号、請求理由、使用目的を記載して署名捺印したもの

手続の方法は役所によって異なりますので、詳しくは本籍地の役所に問い合わせてみましょう。

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住民票の閲覧が可能な人

冒頭にも記載しましたが、原則として住民票などの個人情報が記載されたものは非公開とされています。しかし、以下の限られた人だけは閲覧が可能とされています。

【関連記事】
探偵は名前も分からない場合でも人探し可能?情報が少ない場合の探し方

身内や近親者

本人の身内または近親者に正当な理由(失踪した、災害に巻き込まれている可能性があるため安否確認をしたいなど)があれば住民票の閲覧は可能です。

委任状を所持している者

身内や親族以外の第三者が住民票などの個人情報を閲覧したり受け取ったりするためには、委任状(代理人選任届)を提出しなければならないという条件があります。この委託を受けるのは、一般的には弁護士や探偵が多いです。

《委任状書式例》

 

〇〇市長様

委任状

代理人

住所 東京都新宿区西新宿○ー○ー○

氏名 アシロ太郎

私は上記の者を代理人と定め、下記の権限を委任します。

1:(証明書の交付に関すること)

以上

令和〇年〇月〇日

委任者

住所 東京都新宿区西新宿○ー○ー○

氏名 アシロ花子

生年月日 昭和〇年〇月〇日

 

住民票以外で人探しをする方法

以下のように、人探しの方法は、役所を利用する以外にもたくさんあります。

  • 私物を確認する
  • インターネット掲示板を活用する
  • SNSを活用する
  • ビラを作成する
  • ナンバープレートを手がかりにする
  • 徒歩で捜索する
  • 警察に捜索願を出す

探したい人が「いきなり失踪をしたのか」「何の手がかりもないのか」「事件性があるのか」などによって方法や難易度も異なりますが、他の方法も気になった方は以下の記事を参考にしてみて下さい。

【関連記事】
人探しの方法10選!誰でも無料でできる方法と探偵に依頼した際の料金
捜索願を警察に届け出る際の知識と届出時の警察の対応

一人では人探しが難しい場合は探偵への依頼が有効

人探しに住民票を活用することができても、活用できる人が限られているために一般的な方法とは言えません。また、警察の力を借りたくても、警察は事件性がある場合や命に危険が及んでいる場合でなければ捜索は行なってくれません。

急ぎで人探しをしたい場合は、探偵への依頼を検討してみましょう。依頼料はかかりますが、主に以下のような調査でスピーディーに人探しを開始してくれます。

  • データ調査
  • 警察犬調査
  • ドローン調査
  • 関連人物の尾行、張り込み調査
  • 徒歩や車による調査
  • 周辺への聞き込み調査

実績のある探偵事務所であれば、料金に見合う成果は出してくれるはずです。探偵による調査や費用に関して、詳しい内容は以下の記事を参考にしてみて下さい。
探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金
人探しを探偵に依頼した時の料金相場と安くする方法まとめ

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人探しでのお悩みは探偵に相談しましょう。
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まとめ

住民票を手がかりに人探しを行うことはできますが、あくまでも身内の人間、または正当な理由がある場合に限られます。

また、人に探されることを嫌がっている人を探す時は、本人も警戒をしているため住民票による人探しは困難になる場合があります。時間に余裕がない場合は、住民票から探す以外の方法を検討するのが良いでしょう。

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