もし、あなたの大切な人が静岡県で行方不明になったらどのように対処すればいいのでしょうか。静岡県は有名な岬が多く、デートスポットや観光スポットとして取り上げられていますが、岬で自殺を考える人が多いことも事実です。

また、海辺は日が暮れると人気(ひとけ)がなくなるため、誘拐事件が起きやすいと言っても過言ではありません。これらを踏まえると、大切な人が行方不明になってしまったら早急に対策を取るべきと言えるでしょう。

この記事では、静岡県の行方不明者に関する情報提供先・行方不明者の捜索を依頼できる機関・そしてインターネットを活用して行方不明者を探す方法などについてご紹介します。

静岡での行方不明者に関する情報提供先一覧

静岡県警察

静岡県の警察ホームページには、県内で行方不明になっている人に関する情報が紹介されています。こちらから行方不明になっている人の情報を集めたり、心当たりがある場合に情報提供したりすることができます。

【参考：静岡県警察】

静岡県公式ホームページ（ふじのくに）

身元不明により県内にある施設等に入所されている人たちの情報がまとめられています。保護された時の経緯や身元不明になっている人の手掛かりになるような情報も載せられているので、行方不明になっている人を探す際に手助けになるでしょう。

【参考：静岡県公式ホームページ（ふじのくに）】

ガッコム安全ナビ

ガッコム安全ナビは、行方不明者に関する情報が一覧で見られるサイトです。静岡県に限らず、検索すれば各都道府県の行方不明者に関する情報を見ることができます。

行方不明者の情報の発生時間や、報告曜日の分布などのデータについても確認可能なのも特徴的です。

【参考：ガッコム安全ナビ】

静岡で発生した行方不明事件

続いては、静岡でこれまでに発生した行方不明事件についてご紹介します。

静岡2女性殺害事件

2005年と2010年にそれぞれ女性が行方不明となり、殺害された事件です。

二人の女性は不倫関係にあった男性に殺害され、ひとりはドラム缶にビニールシートにくるまれた状態で、もうひとりは物置小屋でビニールシートにくるまれた状態で発見されました。

逮捕された男は、他の女性から振り込め詐欺の手口で100万円をだまし取り、詐欺容疑で逮捕されている際に殺人事件についても起訴されました。

【参考：静岡2女性殺害事件（Wikipedia）】

静岡・看護師連れ去り事件

2018年6月、浜松市に住む看護師の内山茉由子さん（当時29歳）が行方不明となり、殺害された事件です。内山さんの拉致・誘拐にかかわったのは3人の男とされており、依頼主と報酬目的の男性らで犯行に及びました。

2018年の5月26日にフィットネスクラブ駐車場で内山さんを拉致し、27日まで腕を結束バンドで縛るなどして監禁し、殺害したとのことです。主導していた男は自殺しており、殺人容疑などで書類送検されましたが、不起訴処分となりました。

【参考：【法廷から】静岡・看護師連れ去り初公判　遺族の声に表情一変（産経ニュース）】

三島女子短大生焼殺事件

2002年1月22日に静岡県三島市の山中で発生した監禁・強姦・殺人事件です。犯人の男は、通りすがりの女子大生（当時19歳）を拉致、強姦したうえ、生きたまま灯油をかけて殺害しました。

なお、犯人は2012年8月3日に死刑が執行されました。

【参考：三島女子短大生焼殺事件（Wikipedia）】

静岡の行方不明者を探してくれる機関

静岡で身近な人の行方が分からなくなってしまった際、捜索を依頼できる機関をご紹介します。

警察

まずは、警察に相談に行き、捜索願を出すようにしましょう。事件性が高い、緊急性が高いと警察が判断すればすぐに動いてくれるはずです。

ただ、逆に言えば、緊急性が低い、自分の意思で行方不明になっていると判断されてしまうと、警察はなかなか動いてくれません。一刻も早く見つけ出すためには、警察だけに任せておくのはあまりおすすめできません。

【関連記事】
捜索願を警察に届け出る際の知識と届出時の警察の対応

アンダーウォータースキルアップアカデミー

静岡県に拠点を構えるNPO法人で、主に、水難事故での行方不明者の捜索や救助のための訓練を行なっています。

静岡は海に面している地域が多く、毎年多くの人が水難事故に巻き込まれていますが、こういったいざという時に頼りになるボランティアチームです。

水の事故で行方不明になってしまった場合や、海への飛び込み自殺が考えられる場合などは相談してみてもいいかもしれません。

【参考：アンダーウオータースキルアップアカデミー】

探偵

行方不明者の捜索においては、探偵に依頼するのが最も効率的と言えるでしょう。探偵は、警察と同等の捜索スキルを持っており、依頼をすればすぐに捜索を開始してくれます。

費用は自分で負担する必要があるため、デメリットに感じてしまうかもしれませんが、高いスキルですぐに捜索を開始してくれる点を考えれば決して高くないはずです。

【関連記事】
静岡で人探しが得意な探偵事務所・おすすめを紹介

静岡の行方不明者をネットを活用して探す場合は

続いて、インターネットを活用して行方が分からなくなってしまった人を捜索する方法をご紹介します。

静岡の行方不明者を探せるツール

Twitter

Twitterで、「#行方不明者捜索」「#人探し」「#地域（静岡県三島市　など）」といったハッシュタグをつけて投稿すると、それを見た人からの情報を集めることができます。

【参考：#行方不明者捜索】

【関連記事】
ツイッター(Twitter)で人探し｜人探しの方法と注意点まとめ

Facebook

FacebookもTwitterと同様に多くの人に利用されているSNSですが、こちらも使い方によっては行方不明者の捜索に活用できます。

アカウントを本名で登録するのが基本ですので、集まった情報の信ぴょう性はTwitterよりも高いと言えるでしょう。

【関連記事】
Facebookで人探しする方法｜早急な人探しには不向きな理由

人探し掲示板などのサイト

人探し専用の掲示板サイトも行方不明者の捜索に活用できます。サイトに、

• 行方不明になっている人の名前や身長
• 見た目などの身体的特徴
• 探している理由

などの情報を投稿すると、心当たりがある人からもしかしたら連絡をもらえるかもしれません。

TwitterやFacebookに比べると、利用者が少ない分閲覧数も少なくなってしまいますが、文字数制限がないのでより詳しく情報を書けるというメリットがありますし、無料で利用できることがほとんどなので活用しない手はないでしょう。

【関連記事】
人探しで使える掲示板｜特徴とトラブル例もあわせて紹介

ジモティー

ジモティーは中古品の売り買いなどができるインターネットサービスです。

「中古品の売り買いのサイトで人探し！？」と思うかもしれませんが、ジモティーは家が近い人同士がつながるようにできているサービスなので、使い方によっては人探しに活用することができるでしょう。

行方不明者の情報を記載し情報を募れば、近くに住む人がその投稿を見て、協力してくれる可能性も多いにあります。

【参考：ジモティー　静岡版　行方不明者情報】

行方不明者の情報をネット上に書き込む際の注意

インターネットを活用した方法は、お金もかかりませんし、すぐに気軽にできるという利点があります。

ただし、使い方を間違えると後々トラブルに巻き込まれてしまうこともありえますので、以下の2点はくれぐれも頭に入れておいてください。

• 個人情報が不特定多数の人に見られてしまうことを考慮して投稿する
• 情報の真偽が不明であることを踏まえて情報の取捨選択をする

インターネットに投稿した内容は誰でも簡単に見ることができてしまいます。だからこそ、多くの人から情報を得られるのがメリットでもあるのですが、個人情報の取り扱いには注意しなければなりません。

十分に注意を払わないとプライバシーの侵害になってしまったり、本人がストーカー被害に遭ってしまったりということも考えられます。

また、インターネットで集まった情報が必ずしも正しい情報とは限らないという点も覚えておかなければなりません。悲しいことですが、イタズラや冷やかし半分で情報を提供する人も中にはいます。

誤った情報に振り回されて正しい判断ができなくなってしまわないよう、すぐにすべての情報を鵜呑みにせず、真偽を見極めるようにしてください。

まとめ

静岡県での行方不明者の捜索をテーマに解説しました。身近な人が行方不明になったと分かったら、できるだけ早く捜索を開始することが何より大切です。

災害や事件に巻き込まれて行方不明になってしまった場合も、自殺を図るために自分の意思で行方をくらましている場合も同じです。

「そのうち帰ってくるだろう」と軽く考えていると取り返しのつかないことになってしまいかねません。あなたの大切な人が無事に家に帰れるよう、この記事を参考に迅速・適切な判断を心掛けてください。

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