埼玉は東京で働く人たちのベッドタウンとして人気の高いエリアです。

繁華街というよりもむしろ住宅街が多いので治安がいいように思いますが、住宅街は夜になると人通りが少なくなるので、犯罪が起きても目撃者が少ない地域と言い換えても過言ではありません。

この記事では、もし、あなたの大切な人が埼玉で行方不明になってしまった際、どこで行方不明の情報を得ればいいのか、どこに捜索を依頼すればいいのか、そして自力で探す場合はどうすればいいのかなどについて解説します。

埼玉での行方不明者に関する情報提供先一覧

埼玉県警察

埼玉県内の行方不明者情報はこちらのページにまとめられていますので、探したい人がいる場合や、徘徊している人を見かけた場合などは目を通してみてください。詳細を知りたい場合は、電話やファックスで直接問い合わせるようにしましょう。

埼玉県庁ホームページ

埼玉県内で保護されている行方不明者の情報については、県庁ホームページでも閲覧が可能です。

保護された地域や保護された時の服装、身体的特徴が簡単にまとめられていますので、該当する人物に心当たりがあれば、詳細情報に記載されている連絡先に連絡するようにしましょう。

ガッコム安全ナビ（埼玉県）

ガッコム安全ナビは、都道府県ごとに行方不明者に関する情報をまとめているサイトです。発見された区域、行方不明者の年齢別分布などマスデータについても確認できます。

埼玉で発生した行方不明事件

続いて、埼玉でこれまでに発生した行方不明事件や誘拐事件について見ていきましょう。

埼玉県朝霞少女誘拐事件

2014年3月、埼玉県朝霞市に住む少女（当時13歳）が車で拉致、誘拐され、2年間にわたって大学生の男に監禁されていた事件です。男は少女を誘拐した後、千葉市にある自宅のアパートに誘拐し、「観察したい」という身勝手な理由で2年にもわたり監禁し続けました。

また、監禁の最中、少女に「私は捨てられた。帰る場所はない」と何度も書かせて復唱させるなどして、洗脳を試みていたようです。少女は無事に保護された後も、心的外傷後ストレス障害に悩まされているということです。

【参考：産経ニュース（埼玉誘拐事件）】

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

1988年～1989年に発生した、幼女をターゲットとした連続誘拐殺人事件です。宮崎勤被告は無罪を主張しましたが、死刑判決を受け、死刑が執行されました。

この事件の被害者は4歳から7歳という低年齢の少女たちで、犯人が犯行声明を新聞社に送りつけたり、野焼きされた被害者の遺骨を遺族に送りつけたりするなどの異常な行動が際立っていたため、日本戦後史上最悪の事件として多くのメディアに取り上げられていました。

犯人は、合計4人もの少女を殺害したにもかかわらず、最期まで殺害した被害者や遺族に対しての反省の念を述べることはありませんでした。

【参考：東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件（Wikipedia）】

埼玉の行方不明者を探してくれる機関

もしもあなたの大切な人が行方不明になってしまったら、どこに捜索を依頼すればいいのでしょうか。

警察

行方が分からなくなったことが判明したら、まずは警察（埼玉県警察）に連絡しましょう。そして、捜索願を出してください。

事件性が高いと判断されれば、警察はすぐに捜査に踏み切ってくれるでしょう。そうなれば、発見される可能性も高くなります。

ただし、捜索願を出せばすぐに捜索を開始してくれるとは限りません。事件性がないと判断されたり、緊急度が高くないと判断されたりしたら、積極的な捜索を行なってくれないことがほとんどです。

【関連記事】
捜索願を警察に届け出る際の知識と届出時の警察の対応

埼玉RB 埼玉レスキューサポート・バイクネットワーク

埼玉を拠点に、ボランティアで災害支援活動をしている団体です。行方不明者の捜索をメインにしているわけではありませんが、車よりも機動性が高いバイクで捜索活動をしてくれるので、困った時は相談してみるとよいでしょう。

▶埼玉RB 埼玉レスキューサポート・バイクネットワーク

探偵

探偵は浮気調査や婚前調査をメインにしていると思われがちですが、人探しや行方不明者の捜索に力を入れている事務所もあります。

中でも、大手探偵事務所である綜合探偵社MJリサーチは実績もあり、警察の捜査と同等レベルの人探し調査を行なってくれるでしょう。

人探し調査を依頼するのにお金がかかることはネックに感じるかもしれませんが、依頼後すぐに捜索を開始してくれる点は大きな魅力です。

【関連記事】
埼玉県で人探しをしたい方へおすすめの探偵社・興信所

埼玉の行方不明者をネットを活用して探す場合は

まずは、行方不明者を自力で探したいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、インターネットを活用して自分で行方不明者を探す方法について解説します。

埼玉の行方不明者を探せるツール

Twitter

まずご紹介するツールはTwitterです。「#行方不明者捜索」「#人探し」「#地域（埼玉県川越市　など）」といったハッシュタグをつけて投稿すると、それを見た人からの情報を得られる可能性が高くなります。

【参考：Twitter】

発見率を上げるには、できるだけ多くの人に見てもらうことがポイントとなります。

【関連記事】
ツイッター(Twitter)で人探し｜人探しの方法と注意点まとめ

Facebook

Facebookも、実は行方不明者の捜索に活用できます。利用者が多い上に実名での登録が基本なので、寄せられる行方不明者情報の信ぴょう性はTwitterよりも高いのではないでしょうか。

【関連記事】
Facebookで人探しする方法｜早急な人探しには不向きな理由

人探し掲示板などのサイト

TwitterやFacebookなどのSNS以外では、人探し専用の掲示板も活用できます。探したい人の名前や身体的特徴・探している理由・行方が分からなくなった日時や場所などを掲載すると、閲覧者が情報を提供してくれるという仕組みです。

基本的に利用にはお金がかからないため気軽に利用でき、文字数制限がない分、より詳しく情報を記載することができます。しかし、TwitterやFacebookに比べると利用者が少ないため、有力な情報提供をしてもらえるまでに時間がかかってしまうかもしれません。

【関連記事】
人探しで使える掲示板｜特徴とトラブル例もあわせて紹介

ジモティー

ジモティーは、主に不用品の売り買いや譲り合いなどで活用されているサイトです。人探しの目的で利用されることは頻繁にはありませんが、地域が近い人同士での活用がメインなので、行方不明者に関する有力情報も比較的手に入りやすいでしょう。

TwitterやFacebookに加え、情報の受け皿を増やす意味でも活用してみるといいかもしれません。

▶ジモティー　埼玉版　行方不明者情報

行方不明者の個人情報をネット上に書き込む際の注意

インターネットを活用した人探しは、気軽でお金がかからないというメリットがありますが、後々トラブルに巻き込まれないよう以下の2点は頭に入れておいてください。

• 掲載した個人情報が不特定多数の人に見られてしまう
• 寄せられる情報の真偽が不明である

良くも悪くも、インターネットに載せた情報は誰でも簡単に見ることができてしまいます。だからこそ、見ず知らずの人からも多く情報を受けることができるのですが、個人情報の記載には十分に注意を払う必要があります。

なぜなら、プライバシーの侵害になってしまったり、情報を載せられた人がストーカー被害に遭ってしまったりというリスクがあるからです。

また、寄せられる情報が必ずしも正しいとは限りません。いたずら半分で情報が書き込まれるケースもないとは限らないので、寄せられた情報が本当に信用できるものなのかどうかをしっかりと取捨選択しなければなりません。

まとめ

埼玉で身近な人の行方が分からなくなってしまった場合、「そのうち帰ってくるだろう」「単なる家出だからしばらく放っておこう」と軽く考えず、できるだけ早い段階で捜索を開始するようにしてください。

捜索を開始するまでのスピードで、発見率が格段に変わってしまいます。あなたの大切な人が無事に家に帰れるよう、適切な判断をしてもらえればと思います。

なお、「捜索願を出したのに警察が動いてくれない」「インターネットで探してみたけれど見つかる目途が立たない」という場合は、豊富な実績と経験を持つ綜合探偵社MJリサーチに一度相談をしてみてはいかがでしょうか。

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