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蒸発癖の人が持つ特徴|精神的な面と疾患的な面から見る原因まとめ

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蒸発(じょうはつ)とは、ごく普通に生活していたにもかかわらず、ある日突然姿を消すことをいいます。蒸発の原因としては家庭の不和や金銭トラブルなどがあります。

一般的に蒸発する場合、それまでの生活を捨て、蒸発した先で新しい生活を始めることを決意しており、二度と元居たところに帰る気はないものです。

しかし、世の中には蒸発を繰り返す人がいます。

蒸発を繰り返す人は1週間や1ヶ月など、特定の期間が経ったあと、何事もなかったかのようにふらっと戻ってくるのです。そしてそのような行為を蒸発癖といいます。

では、蒸発を繰り返す人にはどのような原因があるのでしょうか。

この記事では、蒸発を繰り返す原因を挙げながら、蒸発癖のある人によくある特徴を解説します。

 

蒸発癖のある人の特徴と原因

蒸発を何度も繰り返してしまう人は、精神的な負担に耐え切れず、周囲の人間関係を断ち切りたいと考え蒸発します。ただ、その願望は一時的なもので、蒸発しても自分一人で生きていく覚悟も能力もないために、また元居たところに戻るのです。これが蒸発癖の主な原因といえるでしょう。

では、そのように蒸発を繰り返してしまう人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここで解説します。

 

プライドが高い

蒸発癖がある人には、プライドが高い傾向があります。親に注意された、配偶者と口論になった、会社で上司に注意されたなど、周囲の人に批判された場合や、自分を認めてもらえない場合に蒸発するのです。

自分がいなければ家族は困るはずだ、自分がいなければ仕事が上手く行かないはずだと考え、周囲の人間に自分の存在が居なくなったことによるダメージを理解させたいという狙いが蒸発癖の人にはあります。

 

嘘をつく

蒸発を繰り返す人がつく嘘は自分をよく見せるための嘘です。このような人は他人に素晴らしい人間でありたいと思われたいという願望を持っています。自分の価値を他人の評価に依存してとらえているのです。

しかし、嘘を重ねていけばいつかそれが嘘であることがバレてしまいます。周囲の人間からの評価は大暴落です。そうなってしまえば、嘘で周囲の人から評価を得ていた人はその人間関係の中にいることができなくなり蒸発するのです。

 

頼まれごとを断れない

頼まれごとを断れない人も蒸発を繰り返すケースがあります。仕事などで頼まれた仕事を気が弱いために断れない人はすべて引き受けてしまいます。またその人は責任感があるため、なんとかして頼まれた仕事をこなそうとします。

また、頼まれごとを断れない人は人を頼ることが苦手です。頼まれたことを手伝ってもらったら迷惑をかけてしまうのではないかと考え、すべて自分で抱えてしまうのです。

仕事には期限が設けられていますが、そのような人がいつかパンクしてしまうのは明らか。頼まれたことを引き受けたからには期限までになんとかこなそうとしますが、最終的にはできないことが分かります。

ただ、できないことを依頼した人に伝えることができないため、その状態から逃げるために蒸発するのです。

 

ストレスがあっても我慢する

ストレスを発散するのが上手な人や下手な人がいますが、蒸発を繰り返す人の中には後者の人が多く見られます。

ストレスを感じても発散することなくある程度我慢できてしまうため、同じ環境でストレスを受け続けてしまいます。しかし、ストレスを感じ続ければいつか耐えられなくなってしまうのが人間です。

ある日突然我慢の限界を超え、蒸発してしまいます。

 

信念がない

新しいアルバイトや仕事に就いても、短期間のうちに突然連絡が取れなくなり蒸発してしまう人もいます。そのような人には自分の人生に対して信念がないケースが多いです。

社会人であればほとんどの人が理解していますが、仕事のイメージと現実には大きなギャップがあります。

自分の将来像を描けている人、自分の人生に信念がある人はそのようなギャップを目の前にしても蒸発することはありません。

ですが、信念がなく、今の環境より優遇されそう・楽ができそうなどと考えている人は「ここは自分が働く場所ではない」と考え仕事場から蒸発するのです。

そのような人が理想とするような仕事場は現実には存在しません。信念がない人は永遠に仕事場を変え続けます。

 

蒸発を繰り返すのは疾患の可能性もある

前述した精神的な特徴を原因として何度も蒸発する人とは別に、特定の疾患により蒸発を繰り返す人もいます。ここでは、蒸発を繰り返す可能性のある疾患を紹介します。

 

解離性遁走

解離性遁走(かいりせいとんそう)とは、神経症の一種で、過度なストレスを受けた際にそのストレス源となる場所から離れるという病気です。なお、逃げ出している間の記憶はありません。

解離性遁走では、3日~1週間程度で記憶が戻ることが多く、蒸発期間が長期に渡ることは珍しいという特徴があります。注意点としては、再度過度なストレスを感じると再発する可能性があるため、直ちに治療を行う必要があります。

 

うつ病

うつ病とは精神障害の一種で、意欲や興味、精神活動の低下や、持続する悲しみ・不安感などが症状に挙げられます。うつ病の人が何らかの原因により「ここは自分の居場所ではない。」と感じてしまったとき、蒸発するケースがあります。

【関連記事】うつ病と失踪の危険な関係性|うつ病の人が失踪したときにとるべき5つの行動

 

統合失調症

統合失調症とは、精神疾患の一つで、幻覚をともなう妄想をするといった症状が見られます。そのため統合失調症の人は社会生活を送ることが困難になり、自分が病気であるという認識を持てないという特徴があります。

症状が幻覚や妄想であることから、「この場所にいては殺される」「何者かに襲われてしまう」などと考え、統合失調症の人は蒸発してしまうのです。

 

家族・友人の蒸発癖がなくならない場合には

蒸発癖のある人がある日突然いなくなった場合でも、いつか戻ってくるため、積極的に探す必要はないかもしれません。ただ、疾患を原因として蒸発をしている最中は記憶がないこともあり、最悪の場合蒸発中に命を落とす危険性もあります。

大切な家族・友人を守るには、蒸発を繰り返す根本的な原因を取り除く必要があるでしょう。精神的な特徴を原因としている場合でも、疾患を原因としている場合でも、対処するには専門家への依頼が不可欠です。

専門医やカウンセラーへ相談するようにしましょう。

 

まとめ

蒸発を繰り返す人には、精神的によくない特徴がみられることが一般的です。周囲の人からすると、その人を責めたくもなってしまいますね。

しかし、そのような精神的特徴を持つようになったのは、その人個人だけでなく育てられ方やそれまでの人間関係など、生きてきた環境が原因であることもあります。

そのため、蒸発する人を追い詰めるのではなく、カウンセラーなど専門家に相談することが一番の解決策といえるでしょう。

【関連記事】蒸発する人の心理|蒸発する原因と蒸発を二度とさせないための対策

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