プチ家出というのは数時間~1週間程度の短い家出のことです。本格的な家出と違って短い期間だから放っておいても大丈夫と思っている方は今一度考えを改めてください。持ち物は財布・携帯が主なので家出していることにすら気づくことはできません。
理由の多くが親に不満を持っている・親と喧嘩をしたなどの家庭内トラブルです。夜遅い時間になっても連絡がこない場合にはプチ家出を疑ってください。
プチ家出が段々エスカレートしていくと、本格的な家出になり子供が帰ってこない可能性もありますし、夜遊びなどをしてトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
今回は、子供がプチ家出をした時の対処法はもちろん、理由・行きそうな場所についてもご紹介します。
この記事の監修者
振り込め詐欺や銀行員の巨額横領事件などの捜査を担当してきた元知能犯刑事。警察署勤務時代は幅広い事件を担当。 |
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目次
年代層別|プチ家出をする理由
幅広い年齢層がプチ家出をする場合があるのでまとめてみました。
中高生
ささいなことで親とケンカをしてしまい顔も見たくないから家に帰りたくありません。一時の感情からプチ家出をしてしまうケースがメジャーです。
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家出をする中学生の実態|思い付き家出が招く最悪のケース
大学生
将来の進路・就職活動のことによる親との衝突が主な原因です。見えないプレッシャーに耐えることができなくて家を出てしまいます。
妻
夫は帰宅しても家事の手伝いもしない・育児のせいでストレスが溜まるなど、家のことは女が全てやるのが当たり前なのかという怒りからプチ家出をします。プチ家出をすることで妻の存在の大きさを夫に痛感してもらうのが目的です。
夫
仕事場では上司に怒られ、帰宅したら妻に小言を言われる。そんな日常に嫌気がさしてひとりになる時間がほしくてプチ家出をするケースがあります。
【関連リンク】
家出した夫の心理と行き先|妻がすべき捜索とプロによる捜索
家出する人の心理|家出に至るまでの過程と家出中の本音
「家出したい」と思ったこと、ある?
プチ家出に利用する場所
家以外で何時間もいることができる場所をまとめました。
友達の家
中高生がプチ家出に利用することが多いのが友達の家です。相手の親が許す限り何日でも泊まることができます。ただ、そんなことは滅多にないので友達の家族からすぐに連絡が来るでしょう。
親族の家
近くに祖父母の家などがある場合に利用されます。第二の家みたいなものなので気軽にプチ家出ができますが、親族の保護や監視があればもはや家出ではないかもしれません。祖父母が自宅に連絡をするので、プチ家出をしていることがすぐにバレます。ある意味安心できる家出先です。
学校
部活動が終わる18~19時までの間なら学校にいることはできます。その後は警備員が見回りに来るので学校にいることはできません。
図書館
本・漫画が読むことができる上に冷暖房が効いているので暇つぶしを兼ねたプチ家出には最適な場所です。図書館によっては22時まで開館しているところもあります。
公園
何時間も滞在することができる上にブランコなどの遊具で遊ぶことができます。しかし、夜遅い時間になると危ない人と遭遇する恐れもあるので昼間と違って危険な場所のひとつです。
コンビニ
漫画・雑誌を立ち読みすることができるので何時間でも滞在することができる場所のひとつです。ただし、長時間の滞在は店員に怪しまれてしまうので、コンビニを転々とすることになります。
ファミレス
24時間営業のファミレスならドリンクバーを頼めば何時間でも滞在することができます。勉強したり本を読んだり寝たりすることもできますが、18歳未満が入店できるのは22時までです。
ゲームセンター
大抵のゲームセンターなら22時頃には閉まりますが、都市部では24時間営業の場所も少なくありません。お金の許す限り時間を潰すことができますが、夜中になると危ない人に声をかけられる可能性が高いので危険な場所です。
カフェ
営業時間内ならドリンク1杯で長時間にわたって滞在できます。カフェで勉強・携帯電話をいじるのも自由です。ただ大体のカフェは22時程度で閉店します。
ネットカフェ
お金があるなら何時間でも滞在できます。ただ、18歳未満は22時までしか利用できません。
捜索願を出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
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プチ家出が発覚した場合にすること
いつも帰宅する時間に帰ってこない・連絡をしてみたが返事が返ってこない場合はプチ家出を疑ってください。プチ家出が発覚した場合にはいくつか対策があります。
警察に捜索願を出す
まずは、近くの警察署で捜索願を出してください。警察は、事件性の低いことに関しては積極的に動いてはくれません。しかし、警察がパトロール中に声をかけた人物の中に捜索願に当てはまる人物を見つけた場合には連絡が来ます。あなたが探していない範囲を警察がパトロールしている場合もあるので捜索願は出しておいて損はないでしょう。
【関連リンク】
家出人捜索願の届け出方法と家出人の捜索の方法
自分で探す
自分で探す方法をいくつかご紹介します。
- 足で回って探す
- Twitter・FacebookなどのSNS
- スマートフォンの位置探索
思い当たる場所を何ヵ所か回り子供が見つかれば問題ありませんが、見つからない場合にはSNS・アプリも有効な方法です。SNSを使えば、近所はもちろん全世界の人にプチ家出をした人について知らせることができます。
写真を載せることは本人が嫌がる可能性があるのでオススメできませんが、特徴を書き込むだけでもしてみてください。場合によっては子供が見つかる場合もあります。
人探しのアプリについて詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
【参考:人探しアプリ7選|スマホで手軽に人を探す方法と注意点】
探偵に依頼をする
探偵は人を探すプロなので子供をあらゆる方向から見つけることができます。ただ、1週間の調査で56万円前後と費用が高いので中々頼みづらいかもしれません。
【出典:主婦の友生活シリーズ 探偵の探し方・頼み方ガイド】
しかし、大切な子供はお金に換えられません。どうしても見つからない場合には探偵を利用してみてください。
プチ家出をさせない対策
どんなに忙しくても毎日子供と会話をしたり、一緒にご飯を食べたりする時間を増やしましょう。毎日の時間を一緒に過ごすことで、子供にとって家がかけがえのない場所になります。家に居たいと思うようになればプチ家出をすることはありません。
まとめ
子供がプチ家出をした時には何かしらの対策をしましょう。プチ家出が発覚したときは、次の対処法が有効です。
- 警察に捜索願を出す
- 自分で探す
- 探偵に依頼をする
自分で子供を見つけることができるのが1番ですが、子供は気分で動くことが多いのでどこに行くかは分かりません。夜遅くなっても見つけることができないと誘拐などのトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、どうしても見つけることができない場合には探偵に依頼をすることをおすすめします。
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