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東京は多くの人が密集する地域で、1日にすれ違う人の数は数えきれないほどでしょう。
しかし、周りに多くの人がいるにもかかわらず人間関係は希薄で、誰かが行方不明になっていなくなっても、長期間誰にも気づかれないこともありえるのです。
今回の記事では、東京で身近な人が行方不明になってしまった際の情報提供先や、行方不明者の捜索を依頼できる機関、自分でできるネットを活用した捜索方法などについてご紹介します。
目次
東京での行方不明者に関する情報提供先一覧
警視庁(行方不明者相談)
警視庁のホームページには、行方不明者に関する相談や情報提供ができるコンテンツが設置されています。
また、東京には身元が分からない遺体が年間100体ほどあり、誰にも引き取られず無縁仏となってしまっています。
こういった「身元不明者に関する相談室」も設けられていますので、少しでも心当たりがある方は問い合わせてみてください。
ガッコム安全ナビ
行方不明者に関する情報が一覧で見られるサイトで、都道府県ごとに行方不明者の情報がまとめてあります。
行方不明者に関する情報の発生時間や、報告曜日の分布など、マスデータについても確認することができるのが特徴です。
とうきょう認知症ナビ
東京都福祉保健局が運営している、認知症を患っている高齢の行方不明者に関する情報提供ができるサイトです。
認知症を患っているご家族の行方が分からなくなったら、こちらのサイトで情報を求めてみるといいでしょう。
【認知症の行方不明者に関するこちらの記事も読まれています】
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東京で発生した行方不明事件
東京でこれまでに起きた有名な行方不明事件についてまとめました。
葛飾区女子大学生行方不明事件
2018年11月、東京都葛飾区に住む女子大学生が行方不明になり、遺体で発見された事件です。警視庁は、失踪直前に会っていたとされている、広瀬晃一容疑者(35歳:無職)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
遺体で見つかった女子大生は、事件が起こる1年前の春から念願の一人暮らしを始めたばかりで、栃木県内の高校を卒業し、都内の大学に進学したばかりだったということです。
【参考:葛飾、不明女子大生の遺体発見…最後に会った男を死体遺棄容疑で逮捕】
吉展ちゃん誘拐殺人事件
1963年3月に東京都台東区で起きた、吉展ちゃん(当時4歳:男の子)が自宅近くの入谷南公園に遊びに出掛けている際に誘拐され、殺された事件です。
犯人は約2年後に逮捕されましたが、被害者の吉展ちゃんは白骨化した遺体となって発見されるという最悪の結末を迎えてしまいました。
犯人が身代金確保に成功したことや、事件解明まで2年以上も要したことなどから多くの国民が強い関心を持った事件で、当時は「戦後最大の誘拐事件」と言われていました。
プチエンジェル事件
2003年7月に東京都赤坂のウィークリーマンションで起きた、小学6年生の少女4人が被害に遭った誘拐監禁事件です。犯人は、非合法の未成年者デートクラブを経営しており、10代前半の少女を勧誘し、男性客に斡旋していたということです。
事件当日、少女4人は犯人から呼び出されタクシーで赤坂のマンションに連れて行かれ、手錠と目隠しをされて監禁されました。被害者のうち1人が犯人の隙を狙って脱出し、4人全員無事に保護されましたが、犯人は自殺したため犯行の動機は不明のままです。
【参考:プチエンジェル事件―Wikipedia】
東京の行方不明者を探してくれる機関
東京は繁華街が多いためか、地方と比べると行方不明事件も多いです。では、もしもあなたの大切な人が行方不明になってしまったら、どこに捜索を依頼すればいいのでしょうか。詳しくご紹介します。
警察
万が一あなたの身近な人が行方不明になってしまった場合は、まず警察に捜索願を出し、行方不明になってしまった状況を説明してください。
ただし、捜索願を出してもすぐに捜索を開始してくれる場合と、そうでない場合があることは念頭に置いておきましょう。一刻も早く見つけ出したいのに、警察だけでは不十分な可能性もあるので注意が必要です。
捜索願を出した時の警察の対応については、こちらの「捜索願を警察に届け出る際の知識と届出時の警察の対応」を参考にご覧ください。
MPSジャパン
行方不明者の捜索・情報提供を目的としている団体で、本部が北海道、事務局が横浜市にあります。正式名称は「一般社団法人 日本失踪者捜索協力機構」で、内閣総理大臣の認証を取得しています。
警察官として活躍し、その後大手調査会社の内偵調査員として多くの捜査を担当してきたプロが代表を務める団体ですので、安心して捜索を依頼できます。
探偵
探偵に行方不明者の調査を依頼するのもおすすめです。探偵と言うと、浮気調査のイメージを持たれる人も多いかもしれませんが、人探しを得意としている探偵事務所も存在します。
探偵に依頼するメリットですが、ずばり、警察と違って依頼さえすればすぐに捜索を開始してくれるところでしょう。
調査費用を自分で負担しなければいけないというデメリットもありますが、無事に大切な人を見つけ出すためには最も効率的な方法かもしれません。
【関連記事】
東京都で人探し調査可能な探偵事務所・興信所
46年の調査実績を誇る全国展開の大手の探偵事務所です。拠点が新宿と中央区日本橋にあり、土地勘もあるのでご安心ください。
捜索願を出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
調査員が20年以上のベテラン精鋭揃いで業界トップクラスの「綜合探偵社MJリサーチ」にまずはご相談ください。
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東京の行方不明者をネットを活用して探す場合は
「すぐに戻ってくるだろうから、大事にはしたくない」「まずは自分で探してみたい」という方のために、インターネットを活用して自力で行方不明者を探す方法について解説します。
東京の行方不明者を探せるツール
Twitterを活用した人探しのポイントですが、「#行方不明者捜索」「#人探し」「#地域(東京都文京区 など)」といったハッシュタグをつけて、行方不明者を探している旨をツイートするといいでしょう。
【参考:Twitter】
また、ツイートした情報はできるだけ多くの人に見てもらうことが大切です。そのために、拡散希望であることを冒頭やハッシュタグを利用して訴えるようにすると、より効果的です。
ただし、次項でも説明しますが、個人情報を拡散するという行為にはリスクもあります。
当サイトの「人探しの窓口」ではTwitterを運用しています。捜索したい人の情報の拡散も可能ですので、ご質問やご希望などがあればDMをいただければ幸いです。
行方不明者の捜索に関する知識や情報もこちらで随時更新しておりますので、よろしければフォローもお待ちしております。
人探しの窓口Twitter⇒https://twitter.com/hitosagashi_pro
Facebookは本名で登録する人が多く、ビジネスに利用することが多いため、比較的利用者の年齢層も高めです。もしかしたら、Twitterに比べるとFacebookで得られる情報の方が信ぴょう性が高いかもしれませんね。
Facebookを活用した人探しの方法については、こちらの「Facebookで人探しする方法|早急な人探しには不向きな理由」を参考にご覧ください。
人探し掲示板などのサイト
人探し掲示板などのサイトを利用する方法もあります。人探し掲示板とは、行方不明者の名前・見た目に関する特徴・探している理由などの情報を掲載し、それを見た人が情報を提供するという仕組みです。
TwitterやFacebookよりは利用者が少ないのですが、人探しのためのサイトであることと、文字数制限がないのでより詳しく情報を書けるという特徴があります。
人探し掲示板を活用した捜索については「人探しで使える掲示板|特徴とトラブル例もあわせて紹介」をご覧ください。
ジモティー
「ジモティーってリサイクルアプリでしょ?人探しできるの!?」と思われる方も多いかもしれませんね。
確かにジモティーは人探しのためのサービスではありませんが、近くに住む人同士のやりとりが可能なので、有益な行方不明者の目撃情報が比較的集まりやすいと言えます。
情報の受け口を増やす意味でも、活用してみる価値はあるかと思います。
行方不明者の情報をネット上に書き込む際の注意
インターネットは確かに気軽に活用できて、しかもお金もかからないのでとても便利です。しかし、トラブルを誘発しないためにも、以下は注意点として頭に入れておいてください。
- ネットに載せた個人情報は不特定多数の人に見られてしまう
- 提供される情報の真偽が不明である
ネット上の情報は誰でも閲覧可能なため、個人情報の記載は慎重に行いましょう。
情報を載せなさ過ぎても有益な情報は集まりませんが、むやみに載せ過ぎてしまうと、プライバシーの侵害になってしまったり、情報を載せられた人がストーカー被害に遭ってしまったりという恐れもあります。
また、寄せられた情報が必ずしも正しいものとは限りません。中にはいたずらのような情報を提供する人がいたり、悪気はなくても不明確な情報を提供する人がいたりします。
誤った情報に振り回されて正しい判断ができなくなってしまわないよう、しっかりと情報の真偽を見極めなければなりません。
まとめ
この記事では、東京で身近な人が行方不明になってしまった場合に捜索するポイントについていくつかご紹介しました。
行方不明になったことが分かったら、一刻も早く捜索を開始することが、無事に見つけ出す上で何より重要になります。
捜索を開始するタイミングが早ければ早いほど、無事に発見する確率を上げることができるからです。
なお、本文でご説明したように、警察は必ずしも積極的に捜索をしてくれるとは限りません。警察の判断で事件性が無いと判断された場合は、自分で何とかしなければならないのです。
もしも、自力で探しても何も手掛かりが見つからないという場合は、豊富な実績と経験を持つ原一探偵事務所に一度相談をしてみることを強くおすすめします。
あなたの大切な人が、一刻も早く無事に帰宅できることを願っています。
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