家出への対処法

子供が家出する動機と行く先|親が早急に保護する為の6つの方法

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子供が家出したら、親としてまず真っ先に何をすべきでしょうか?長時間帰ってこない場合にまず思い浮かぶのは警察への捜索願の届け出を行うことですが、原則として警察は何かが起きてからでなければ動くことは出来ません。

「そのうち帰ってくるだろう」この考えは危険です。家出の根本的な原因があり、それが解決しないうちは家=いたくない場所であることに変わりはありませんし、その原因を作ったのが、もしもあなただったら…?

子供の家出は、大人が考えるよりもずっと深刻な問題です。幼い子供であれば事件性を考慮しなければなりませんし、思春期の子供であれば、多感な心に歩み寄るための努力が求められます。

今回の記事は、そんな子供の家出をテーマに執筆しました。子供が家出をしてしまい、今もなお帰ってこないという方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。

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子供が家出したら親はすぐに保護すべき

このページを見ている方の中に、「子供の家出は日常茶飯事だし、好きにしたらいい」と思われている方は少ないかもしれませんが、子供が家出をしたら”絶対に放っておかないこと”これは大前提になります。

子供の家出率

内閣府によると、平成23年時、発見・保護された家出少年(少女)は15,917人で、これを学職別に見ると中学生が全体の42.5%を占めています。

 

《学職別家出少年数の推移》

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(参考:「内閣府」)

 

また、男女別にみると男子が52.7%と女子を上回っています。もちろんこれは発見された人数のデータですから、まだ見つかっていない人数分を含めると、家出少年の数はこれよりもさらに多いことになります。近年では家出は減少傾向にあるとは言え、やはり家出と自殺は密接に関係していると言われている以上は深刻に考える必要があります。

放置すると事件に巻き込まれる危険性がある

自殺以外にも、子供や未成年者をいつまでも外出させておくことで、誘拐事件や殺人事件、事故などに巻き込まれるリスクがあります。

2015年、大阪府にて、深夜に外を出歩いていた中学生2人が狙われ殺害された事件は記憶に新しいことでしょう。昼間であっても子供がこのような事件に巻き込まれるリスクはありますが、やはり深夜の外出、長期外出は危険度がぐっと上がります。(参考:「産経WEST」)

また、家出した少年少女が寝る場所を求めて「家出中なので誰か泊めてください」などとネット上に書き込みをし、見知らぬ人からの返信を待つといった事例が多くあります。こういった書き込みが可能なサイトは「神待ち掲示板」などと呼ばれており、少年少女へのわいせつ目的で大人が閲覧し、言葉巧みに誘うケースも珍しくありません。

その他にも、暴力団に引き込むべく暴力団員が家出中の非行少年を対象に声をかけるといった事例もあります。いずれにしても、長期的な放置は良い結果を招かないということは頭に入れておくべきでしょう。

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子供の家出の動機

幼い子供の場合は興味や好奇心から家出をする傾向が多く、思春期の子供の場合は両親に対しての不満が主な家出の動機となっています。大人にはなかなか理解できない子供心について、ここでは詳しく解説していきましょう。なぜ家出に至ったのか?その動機を探ることで、居場所が掴めることもあります。

両親に対して不満があるから

口うるさかったり、暴力を受けたり、子供だからと見下されたり、親の価値観を押し付けられたりした時など、その反発として家出をしているケースが考えられます。繊細な子供ほど親からの愛情を愛情と受け取れなかったり、家に居場所がないと感じやすかったりするため、親としては子供の個性や特徴をよく掴んだ上でデリケートに接するべきでしょう。

暴力行為は特に子供心に傷を残す

昔でこそ親父の鉄拳制裁、お袋の張り手という教育法は成り立っていましたが、現在は体罰やDV・モラハラといった言葉が世間に定着し、マスメディアも「悪意のあるひどい仕打ち」として取り扱うために、どのような理由であれ子供に手をあげることは深い誤解を与えることになります。

友達と遊んでいたいから

ゲームをしたり、体を動かしたり、子供にとって楽しい時間はあっという間です。その楽しい時間を延長したいという気持ちが、稀に家出という行為に走らせることがあります。しかしこの場合はすぐに居場所が見つかるケースが多く、家出中も単独行動をしているわけではないため事件に巻き込まれる可能性は低いと言えます。

好きな人と会いたいから

いわゆる”駆け落ちごっこ”のようなもので、好意を寄せている異性と突発的にプチ逃避行をすることがあります。普段は家の規則や勉学、部活などに縛られがちな未成年にとって、家出というある種のイベントごとはとてもスリルと興奮が感じられるものです。大人からすると安直に思えるかもしれませんが、二人でルールを破ることで結束感を高め、愛を確かめあうという意図もあります。

子供のラブロマンスの背景には妊娠の可能性も

中には、中学生・高校生であるにも関わらず、恋人と性交渉に及んだ結果妊娠し、それを両親に伝えづらくてその場から勢いで逃げ出したといった事例もあります。

家庭以外の場所に問題があるから

家庭ではなく学校や習い事、またそれ以外の場所で起きたトラブルから逃れようとする完全逃避型も考えられます。中でも一番可能性として高いのは、いじめや嫌がらせ、人間関係のひずみといったトラブルでしょう。この場合、無事に発見された場合であっても本人の心境はかなり複雑ですから、親として出来る限りのケアを行う必要性があります。

子供が家出した時に親として取るべき行動

ただ待っていても不安だけが募り、状況の改善にはなかなか至りません。やはり最悪の事件や事故など最悪のケースを回避するためには、一刻も早くに捜索を開始することでしょう。1分1秒の間に事態が変化してしまったり、足跡が消えてしまったりする前に、まずは親が行える可能な限りの捜索を行いましょう。

①子供の私物を調べる

まずは、子供の所持品をくまなく調べてみましょう。本人の所持品でなくなっているものがあるかどうか、また、何がなくなっているかがわかれば、事件性があるのか意図的なものであるのかの判断もつきやすくなります。洋服や大金がなくなっている場合は意図的な家出であると推測できますが、そうでない場合、特に携帯電話も自宅に残したまま帰宅しない場合などは何らかの事件に巻き込まれている可能性もあります。

また、あまり考えたくはないことですが、子供の部屋から遺書が見つかることもあります。この遺書には家出先の居場所にまつわる情報や、そもそもの家出の原因などが書かれている可能性があり、捜索を行う上で重要な手がかりになります。

②子供が携帯電話を持っていれば連絡を入れる

子供が携帯電話を所持して家出した場合は、まずはとにかく何度も電話やメールを継続して行い、連絡を試みましょう。意地を張り、連絡を無視するケースも多くありますが、とにかく本人と連絡が繋がるまでは根気よくアタックをしましょう。

この時に重要なのは、子供に対して感情的にならないようにすることです。なるべく優しく、変に刺激を与えないように「あなたの帰る場所はここだよ。待っているからね。」と伝えるようにしましょう。

③学校の先生、子供の友達に連絡を取る

親としては、あまり大事にしたくない気持ちもあるでしょうが、早急に子供の居場所に関する情報を持っていそうな人(子供が通う学校の先生や、子供の友達、または友達の親など)にコンタクトを取り、情報を得るようにしましょう。前述したように子供同士が一緒にいたことで、これで案外すぐに居場所がわかったというケースもあります。

④行方不明者届を提出する

事が深刻であると判断した場合は、すぐに警察に「行方不明者届」という書類の届け出を行いましょう。この届け出を行えるのは、家出をして行方不明となっている子供の家族・親戚・同居人・職場や学校での関わりが深い人間に限られます。

尚、行方不明者届を出した後、行方不明者が事件性のない行方不明者であるのか、事件性のある特異行方不明者であるかに分類されることになります。この詳細に関しては「子供の家出で警察が動く可能性は低い」の項目で解説します。

⑤本人が行きそうな場所を捜索する

自宅と学校を結ぶルート、よく立ち寄るお店、公園、友達の家までの道のりなど、普段から子供が通る場所や通りそうな場所をじっくり歩いて調べましょう。そこで子供が発見できればそれに越したことはありませんし、本人がいなくても、万が一事件に巻き込まれている場合は何らかの痕跡が見つかる場合もあります。

子供が家出してからの行く先として多いもの

  • SNSや出会い系サイトなどで知り合った人の自宅
  • 漫画喫茶
  • 近くの公園やコンビニ
  • ゲームセンター
  • 友達の家

⑥子供が見つかったらしっかりと歩み寄る

無事に子供を発見することが出来たら、大人のほうから可能な限り話し合いをする機会を設け、少しずつでも子供の気持ちに歩み寄る努力をしていきましょう。大人にとっては「何でそんなことで家出なんかするんだ」と思うようなことでも、子供からしてみたら、その場から消えてしまいたいくらい重要な出来事だったわけですから、時間をかけてでも子供と向き合っていくべきです。

 

子供の家出で警察が動く可能性は低い

一般的には、家出人捜索願を届け出ることですぐに捜索が行われると考えられていますが、実際はそのようなことはありません。

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警察の初動が遅い理由

警察に行方不明の届け出を出して発見される確率は36%と低く、その理由としてはやはり”初動が遅い”からでしょう。というのも警察は、誘拐や遺書が残されている場合など、事件性が高く人命にかかわる恐れがある者【特異行方不明者】と判断しない限り捜索は行いません。

特異行方不明者に該当する条件
凶悪犯被害者 誘拐・連れ去りなどの凶悪な事件に巻き込まれている恐れがある者
福祉犯被害者 少年の福祉を害する危険がある者
事故遭遇者 行方不明前後の行動や事情により、水難や交通事故などの生命に危険を及ぼす事故に遭遇している者
自殺企図者 遺書があったり、普段の言動から自殺の恐れがある者
自傷他害の恐れのある者 精神障害があったり、危険物を所持しており、自身や他人を傷つける恐れがある者
自救無能力者 病人・高齢者・年少者など、本人だけでは生活が困難だと考えられる者

13歳未満の場合は自救無能力者に該当しますが、それでも事件性が薄いと判断されれば、そこまで深刻には取り扱ってはくれません。仮に単なるプチ家出で警察が動いていたら、本来優先すべき調査の進行を妨げることになり兼ねないので、このように取り扱う事件を取捨選択するのも仕方がないことなのです。

事件性がある場合に警察が行ってくれる捜査

公開捜査

子供の家出に対し警察が「事件性がある」と判断した場合、ビラを作成したり、報道によって呼びかけを行ったりすることがあります。しかしこれは、より多くの者からの証言・証拠の提供が一刻も早くに求められるケースになるので、相当大きな事件性がある場合となります。

鑑識捜査

家出人の血痕や、行方を探すのに有力だと思われる遺留品を鑑識にまわして捜査することがあります。しかし“何かあってから動く”のが鑑識なので、このような捜査にまで進展した場合は”時既に遅し”の可能性が高いです。

 

子供が家出した時にすぐに頼れるのは探偵

事件、事故に巻き込まれる前に一刻も早くに子供を見つけ出したいとのことであれば、高い調査力を持った探偵に調査依頼をするのが最も迅速な手段です。

探偵の行う子供の家出調査

実は探偵は、警察顔負けの調査を行っています。最新鋭の機材を使ったり、怪しいと思う箇所を全国規模もチーム体制で徹底調査したり、最近では警察犬の導入を行っている探偵事務所もあります。聞き込み、張り込み、尾行のプロですから、家出に関係しているとみられる怪しい人物をピックアップし、その人物を徹底的に調査して家出中の子供の足取りを追うことも可能です。

子供の捜索にかかる費用

人探し、いわゆる行方調査は、一定の金額ではありません。意図的に失踪したケース、何らかの事情で連絡が取れないケース、手がかりに乏しいケースなど、調査にかかる時間も、そもそも調査可能かどうかという判断も異なります。したがって、一件の家出調査費用の相場は50~80万円とかなり開きがあり、調査が難航したり長期化すればするほど高額になります。

大事な我が子の行方が長らくわからないという深刻な時に、費用のことを気にして足踏みする方は少ないとは思いますが、もしもなるべく費用を抑えて捜索したいという場合は、それだけ調査力の高い腕利きの探偵に依頼して迅速に解決してもらうか、探偵の調査と並行してセルフ調査をとことん行う必要性があります。

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まとめ

家出、失踪、行方不明の場合は深刻な事情が隠されていることが多く、捜索にあたり誰もが最新の注意を払わなければなりません。また、家出をした子供の多くは、「探し出してほしい。けれども自分から帰る勇気はない。」といった心情でいます。日頃から、子供の気持ちをきちんと理解できるように心がけることが、一番の家出の予防策です。

※※人探しを探偵に依頼するべきかお悩みの方は、こちらの【警察では手遅れ?家出人探しを探偵に依頼すべき本当の理由】の記事もお読みください。

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