「家族が、学校・会社に行ったきり帰ってこない・・・」など、急に連絡もなく出かけた日に家に帰ってこなかったら家族として心配ですよね。
自分でも家族の行きそうな場所を探してみたが見つからない・警察にも連絡をしたが捜索をしてくれないという人は興信所に依頼することも検討してみてください。
なぜなら行方不明者は、いなくなって1週間経ってしまうと発見しにくいという警察庁のデータが実際にあるからです。
行方不明者の捜索は、警察へ届け出る初動の早さが最も重要になります。ご自身での捜索も可能ですが、命の危険性があるため、興信所・探偵事務所への調査依頼をおすすめします。
しかし、「依頼にはどれくらいの費用がかかるのだろうか」「どのような調査をしてくれるのだろうか」などの疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では、人探しの費用相場や調査方法、さらに興信所の選び方について解説します。
捜索願いを出してもほとんどのケースで探してはもらえません。
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目次
興信所・探偵に人探しの依頼をする時の費用相場
人探し調査の依頼をした場合、約50~70万円の費用がかかります。
決して安い金額ではありませんが、ここまで高額になるのは、沢山の情報を集めるために多くの調査員を導入する必要があるからです。
ただし上記の数字は相場です。実際の費用は調査内容や調査日数によって変わりますので、正式な依頼前にどの程度費用がかかるのか興信所の担当者に確認するようにして下さい。
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興信所の3つの料金体系
探偵の料金体系には上記の図通り、「1:時間料金型」「パック料金型」「成功報酬型」の3種類があります。
ここでは、それぞれの内容について記載します。
時間料金型
時間料金型は、調査員が実際に稼働した時間に対応する料金体系です。
1日あたりの稼働時間は、1時間のこともあれば10時間以上となることもあります。
そのため時間料金型を採用している興信所では、1日の基本料金を設定し、基本料金+延長料金という料金体系を取ることが一般的になっています。
時間料金型は長期間になると割高になることがデメリットです。
探している人が大体どのあたりにいるか把握している場合など、短期間で調査が終了することが予想される人におすすめです。
バック料金型
パック料金型は、人件費、交通費、宿泊費、機材費等、人探しに必要な料金をあらかじめ一括で支払う料金体系です。
時間料金型では調査時間が多くなるにつれて費用も高くなりますが、パック料金型であればそのようなことはありません。
しかし、仮に短期間で調査が終了してしまった場合は、時間料金型の方が費用が少なくて済みます。
探している人の手がかりが少なく、調査が長期に渡ることが予想される人におすすめの料金体系です。
成功報酬型
成功報酬型は、まず基本料金を支払い、調査によって人を探し出せた場合のみ成功報酬を追加料金で払う料金体系です。
3つの料金体系の中で最も依頼者にとって都合がいいものに見えますが、何を成功と見なすのか、認識の違いにより興信所とトラブルになる場合がありますので注意が必要です。
依頼者にとってはと実際に面会することを成功と考えていたとしても、興信所は失踪者が亡くなっていることが分かった場合にも成功と考えます。
更に言えば、失踪者の居場所は分かったけれど、探されていることを知られたために別の場所に移動してしまう場合なども考えられます。
このときには、所在地は分かっても面会することは困難でしょう。
興信所の料金が決まる2つのポイント
興信所の料金は、調査の難易度が高いほど高くなります。それは難易度が高くになるにつれて、調査に日数や人員を必要とするからです。
調査難易度の高いか・低いかを決めるポイントは「行方不明者の現在の状況」と「行方不明者の情報」です。
ここでは、上記2つの内容について詳しく紹介したいと思います。
行方不明者の現在の状況
「行方不明者がどこかで一般的な生活を行っているか、それとも逃げているか」「行方不明者が捜索されていることを知っているか否か」によって人探し調査の難易度が異なるため、調査費用にも影響することがあります。
仮に行方不明者が小学校時代の恩師である場合、依頼人が行方を知らないだけで対象者は日常的な生活を送っている可能性が高いです。
そのため、捜索難易度は比較的低く、興信所に支払う料金は低くなることが想定されます。
しかし、ある日突然失踪した人を探す場合、見つからないような行動を取り、場所も転々としている可能性が高いため、ある程度の人数で実地調査を行う必要があり、料金が高くなる可能性があります。
行方不明者の情報
行方不明者の情報量が少なく、情報の質が悪い場合には料金が高くなる場合が多いです。
人探しの場合、公的な資料や各探偵社独自のルートから情報を調べる方法と、人を現場に派遣して聞き込みなどを行う実地的に情報を得る方法があります。
行方不明者の年齢や住所、職業などが分かっている場合には公的な資料だけで発見できる場合もあり比較的料金も安くなりますが、情報が曖昧な場合は調査員を派遣する必要があるため料金は高くなるでしょう。
興信所に人探しを依頼する際には以下のような情報が提供できれば最適かと思いますので、事前に準備しておくことをおすすめします。
- 氏名・生年月日・住所
- 写真(顔がはっきりとわかるものと、全身が分かるもの)
- 使用車両の車種とナンバー
- 携帯電話番号
- 趣味嗜好
- パスポート・保険証・キャッシュカードなどを所持しているか否か
- 失踪したのであればその時の所持金
- かかりつけの病院
- 職場・学校・人間関係でのトラブル
- パソコン・携帯電話内の情報
人探しの依頼をする時の興信所のチェックポイント4つ
ここでは調査力の高い会社の選び方についてまとめたので参考にしてください。
①過去の実績を見てチェック
興信所のホームページを見てどのくらい人探しの調査をしているのか過去の実績を確認しましょう。人探し調査の解決実績がトータル1万件を超えていれば経験も確かなため調査力に問題ないといえます。
②ベテラン調査員かどうかチェック
調査員がベテランなのかも興信所を選ぶ上では重要なポイントの1つです。なぜなら興信所の中には、アルバイトを調査員にしている場合もあるからです。
当然ですが、ベテランとアルバイトでは同じ調査時間でも調査力に大きな違いがあります。
興信所に依頼をする前にアルバイトは所属しているのかを調べるか、興信所へ相談に行った時などに、実際には誰が調査にあたってくれるのかを確認しましょう。
③TVなどのメディアで紹介されているかチェック
TVなどのメディアから調査依頼をされているかどうかもウェブサイトで確認しましょう。TVなどのメディアで紹介されている興信所は調査力が高いことの裏付けでもあるからです。
④興信所調査員の人数をチェック
上述しましたが、人探しの調査には人数が必要です。
調査員の少ない興信所・探偵会社だと、依頼を受けている案件の数によっては人探し調査に人数を投入できない場合もあります。
人探し調査を依頼するなら調査員の数が多い興信所・探偵会社に依頼をしてください。
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興信所が行っている人探し調査の方法
ここでは、実際にどのような方法で人探し調査が行われているのかについて解説します。
各種資料調査
興信所では、図書館の書籍、新聞記事、過去の電話帳、その他公的資料などを用いて行方不明者の情報を集めます。
行方不明者の情報が多く、正確性も高い場合には資料調査のみで居場所が判明する場合もあるでしょう。
資料調査では公的機関の情報を用いますが、場合によっては興信所独自の情報網を使用する場合や、どうしても必要な書類がある場合には探偵が交渉し、手に入れる場合もあります。
インターネット調査
インターネットを利用して情報を得る場合もあります。
比較的手軽な方法ですが、なかなか探している人の情報を得られなかったり、得られたとしても不正確な場合が多かったりなど、デメリットも多いです。
聞き込み
調査対象者の居場所を知るであろう重要な人物を探し出し、その人物に対して聞き込みを行います。
聞き込みには、2種類の方法があります。行方不明者のコミュニティー関係の人たちに直接行う「直調」と、大量の相手に電話を通じて行う「電調」です。
特に行方不明者が逃げているような場合には、探していることを認知されないために興信所調査員が培ったノウハウや会話テクニックが重要になります。
人探しをご自身で行う場合と興信所に依頼した場合に一番差が出るところと言えるかもしれません。
ポスター配り
ポスターを作成し情報収集を行う場合もあります。作成したポスターは聞き込みの時に配られるか、行方不明者の情報が手に入りそうな地域で配布します。
張り込み・面取り
行方不明者の居場所が分かった際に、本人確認のために行う作業が張り込みと面取りです。
張り込みとは、行方不明者を見張るために待機をすること、面取りとは、行方不明者が本人だと確認することを言います。
調査員の業務の中でも面取りは最も重要なもののうちの1つです。過去の写真などを参考に、年月の経過や化粧などで顔が変わっていたとしても、骨格の形などから本人確認を行います。
自分でできる人探しの方法
初恋の人や恩師など、緊急性が高くない場合には興信所に依頼せずに、以下の方法で行方不明者を探すことが出来ます。
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①家族・友人・知人に連絡をする
携帯やメールなどで行方不明者と関わりがある人と連絡をとり、どこに行ったのか知らないか聞いてみてください。場合によっては何か手がかりが掴める可能性もあります。
②行方不明者が行きそうな場所を探す
以下の場所を探してみましょう。
通学路 | 学校 | 塾 |
習いごとをしている場所 | 図書館 | 最寄りの駅 |
コンビニ | スーパー | ファミレス |
ファーストフード店 | カフェ | カラオケ |
漫画喫茶 | ゲームセンター | デパート |
ショッピングモール | ホームセンター | ランニングコース |
ゴルフ場 | 勤務先 | よく行くお店(飲食店など) |
上記以外でも行方不明者の行きそうな場所はあるかもしれません。
少しでも可能性がある場所には実際に足を運んでみましょう。
③ビラやポスター・新聞広告で呼びかける
ビラやポスターを作成し、駅前など人通りの多いところで配る、1件1件ポスティングをする、人目の付くところに張り出す、などの方法で、本人の現在の居場所を知る人物に対して呼びかけることも出来ます。
さらに新聞広告で呼びかける方法もあります。ビラ、ポスター、新聞広告を利用した場合の費用の目安は以下の通りです。
デザイン料+印刷料 | 6万円/1,000枚 | |
コピー代 | 3万円/1,000枚 | |
ポスティング代 | 1,000円/1,000枚 | |
新聞広告代 | 地方紙 | 約9,000円/1回 |
全国紙 | 約9,000円~1,5000円/1回 |
④捜索願を提出する
上述した場所を探したけど見つからなかった場合は、警察に捜索願を提出してください。もし職務質問中やパトロール中に偶然行方不明者を発見した場合には、捜索願が提出されていることを本人に伝達してくれます。
ただ誘拐・事故などの事件性がないと積極的な捜査はしてくれません。
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⑥インターネット掲示板で探す
インターネット掲示板に本人情報と探している旨を書き込みして、行き先に関する手がかりを集めましょう。
- 名前
- 身長
- 服装
- 写真
- 行方不明になった日付
- 行方不明者を最後に見た場所
ただし、写真はインターネットにUPしてしまうと一生残る可能性があるので本人のことを考えてから載せましょう。
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⑦SNSで情報を集める
Twitter・Facebook・Instagramなどの全世界とのやり取りのできるSNSを利用して行方不明者の情報を手に入れましょう。SNSなら、行方不明者のことをたまたま見たという人から有力な情報をもらえる可能性はあります。
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⑧アプリで居場所を発見できる可能性もある
行方不明者の携帯にiCloud(アイクラウド)のアプリがダウンロードされている。かつiCloudのアプリの中の「iPhoneを探す」・「位置情報」がオンになっている場合なら行方不明者の居場所を知ることは可能です。
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興信所とのトラブルを避けるためには
中には、興信所と名乗る悪質な業者がいたり、ずさんな調査を行っていたりする興信所もあります。そのため、依頼者がトラブルに見舞われてしまうケースは少なくありません。
悪徳な興信所には以下のような特徴があります。トラブルを避けるためにも、以下の内容に当てはまった場合は別の興信所に依頼をした方が良いかもしれません。
- 高すぎる成功率を宣伝している
- 格安の料金を謳っている
- 依頼者との面談場所が喫茶店やファミリーレストランなど事務所以外の場所である
- 詳細な調査方法を事前に説明しない
- 現場の写真などは企業秘密だと言って見せない
まとめ
家族が1日経っても連絡もなしに帰ってこない・・・という人はまずは周辺を探して警察に捜索願いを提出しましょう。2日経っても見つからない場合には興信所か探偵会社に依頼することも検討してください。
行方不明者がいなくなって1週間以上経つと家族を発見する可能性は下がるからです。興信所・探偵会社には大きな違いはないので、依頼をするなら調査力の高い会社を選びましょう。
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・もう1週間も音信不通
・夫、妻と連絡が取れない
家出した人・行方不明人が犯罪や事件に巻き込まれるケースは多いにも関わらず警察はなかなか動いてくれません。手遅れになる前に相談してください!