家出への対処法

家出大全|家出したい人も探したい人も知るべき家出の全知識

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家出(いえで)とは、断りなく家から出て行き、そのまま全く帰らないことです。喧嘩の末の一時的な外出もあれば、数日間に渡るプチ家出、完全に消息が絶たれ生きているかどうかもわからない失踪も含め、家出には様々なケースがあります。

今回の記事では、この家出に関する多くの知識をまとめました。家出をしたいと考えている人にも、家出した人を探したいと考えている人にもお読みいただき、今後のためにお役立ていただければと思います。

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家出の実態|家出は子供でも大人でも可能

ストレスと闘わなくてはならない現代社会においては、家出もとても身近な問題です。大人も子供も関係なく家出をし、そのまま長期的に行方不明になる事件も珍しくはなくなりました。

年間8万人以上が家出、失踪を含む行方不明となっている

警察庁によると、行方不明・失踪における捜索願の受理件数は以下のとおりとなります。

 

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
51706人 51041人 52187人 53916人 52736人
28949人 30602人 28924人 30032人 28457人
合計 80655人 81643人 81111人 83948人 81193人

引用元:警察庁生活安全局生活安全企画課

この中には意図的に家出をした方も含まれれば、外部的要因(事件・事故)により意図せずに家出人扱いされた方も含まれていますが、あくまでも警察に捜索願いが届け出られた件数になるので、実際の人数は10万人を超えるとも言われています。

家出人の発見率

事件や事故と比較すると家出人のほうが発見される可能性は高く、家出人のうち大半が1週間以内に発見される、または自発的に帰宅すると言われています。

しかし行方不明者全体を通して見ると、行方不明になって1週間が過ぎると捜索が困難になり、1ヶ月~1年で発見される確率が8.1%、1年以上では9.2%と発見率が低下します。

 

 

区  分

 

合計

行 方 不 明 者 届 受 理 か ら 所 在 確 認 ま で の 期 間
受理当日 2日〜7日 8日〜14日 15日〜1か月 1か月〜3か月 3か月〜6か月 6か月〜1年 1年〜2年 2年〜
発   見 30146 11,115 11,296 1,204 1,079 1,567 871 847 830 1,337
死亡確認 4,115 795 1,862 304 271 328 132 106 78 239
帰宅等確認、その他 45,008 14,135 16,459 2,414 1,913 2,508 1,188 1,481 1,074 3,836
合   計 79,269 26,045 29,617 3,922 3,263 4,403 2,191 2,434 1,982 5,412

引用元:平成26年中における行方不明者の状況

意図的な家出に関しては、大人よりも思春期の子供のほうが家出をしたい欲求は強いですが、現実的な問題として長期的な家出にはお金がかかります。したがって、子供よりも大人のほうが家出から発見までの時間が長くなります。逆に言えば、子供が家出をして長期的に見つからないケースは非常に危険です。

子供のプチ家出は親と携帯電話で連絡が取り合える状態になっているためか、親としても家出の感覚が薄く、「放っておけばそのうち帰ってくる」と思ってしまいがちです。しかしこのプチ家出こそがきっかけとなり、犯罪に巻き込まれたり、家出費用捻出のために犯罪に加担したりすることがありますから、単なる無断外泊とは思わずに一刻も早くに保護すべきです。

参考▶「子供が家出する動機と行く先|親が早急に保護する為の6つの方法

家出の原因一覧

家出は何が原因であっても、大人の場合も子供も場合も決して軽視していいものではありません。以下には主な家出の原因について記述しますが、人の心は複雑ですから、思いもよらぬ原因が秘められていることもあります。

成人と未成年とでは、環境も異なれば悩みも異なります。特に未成年の場合は知人・友人関係、家庭・親子関係が原因の場合が多く、成人の場合は夫婦・恋愛関係、仕事関係、金銭関係、高齢者の場合は疾病関係での家出が多いとされています。

 

《家出の主な原因》

知人・友人関係 ・学校内での人間関係トラブル

・いじめ、仲間はずれ

・家に帰らずに友達と遊んでいたい

・知人の影響による非行

家庭・親子関係 ・親への反発

・親から受ける虐待、暴力から逃げたい

・嫁姑問題

・同居による家庭内トラブル

夫婦・恋愛関係 ・夫婦喧嘩による家出

・浮気、不倫

・駆け落ち

・失恋

仕事関係 ・突然の解雇通告

・事業失敗、倒産

・降格や減給

・ブラック企業に勤めている

金銭関係 ・多重債務が苦しい

・闇金からの恐ろしい取り立てに遭っている

・家賃や借金を踏み倒すための夜逃げ

宗教関係 ・入信中の宗教の修行

・出家

・悪質な宗教団体による洗脳

疾病関係 ・認知症による徘徊

・精神疾患による失踪

・重病を宣告されたことによる現実逃避

暴力団関係 ・強制的な連れ去り

・幹部からの命令

その他 ・迷子、遭難

・拉致、誘拐

・災害による行方不明

・事故による消息、生死不明

参考▶「失踪の原因|失踪者が失踪するまでの過程と発見率

 

家出に必須な持ち物

家出人の心理は様々ですが、計画的な家出の場合は家出人の持ち物はおおよそ共通しています。

金銭

家出中は、宿代・食費・移動費などを工面する必要があります。家出決行前には預貯金から数万~数十万円を引き出しておくケースが多いです。

身分証明書

家出中にケガや病気をした場合、また、家や仕事を探すのにも身分証明書が必要になります。

衣類

何日間も家に帰らない覚悟で家出をする場合は、数点の衣類も持っていきます。

番外編:DVやストーカーから逃げるための家出の場合

他者からの被害を恐れ、家を出たくないのに家出しなければならないケースでは、以下のものが必要になります。

・預金/預金通帳と印鑑(子供がいれば子供名義のものも含む)

・クレジットカード

・身分証明証(保険証・運転免許証・パスポートなど)

・相談機関や知人等の電話番号リスト・住所録

・不動産や財産に関する法的書類のコピー

・常備薬、処方箋、衣類(子供がいれば子供のおむつや衣類など)

・写真や形見など大切にしたいもの

・調停の際の証拠となるもの(診断書・被害届・日記など)

参考▶内閣府男女共同参画局配偶者からの暴力 相談の手引(改訂版)

 

家出の方法

用意周到な人は家出の前準備を行い、家出中にも足取りを掴まれないように様々なテクニックを使います。以下ではそんな家出の方法について簡単にまとめました。

参考▶「失踪の仕方|失踪者の心理と失踪準備に関するまとめ

家出の前準備

・徐々に社会的なつながりを狭める

・最低限必要な現金を用意する

・失踪宣告書を残す

・退職しておく

・携帯電話を持たない|解約しておく

・荷造りをする

 

家出中のアクション

・とにかく遠くに行く

・失踪先で携帯電話を確保する

・職務質問を避ける

・偽名を使って宿泊する

・長期的に住める場所が見つかるまでは転々と移動する

 

家出中の主な行先

意図的な家出の場合の主な行先は以下となります。

・ネットカフェ

・知人宅

・愛人宅

・街で声をかけてきた人の自宅

・インターネット掲示板で知り合った人の自宅

・実家

・ホテル

・山の中

・車の中

・公園

・橋の下

・ゲームセンター

・パチンコ店

・ファミレス

上記の中で特に「街で声をかけてきた人の自宅」「インターネット掲示板で知り合った人の自宅」「山の中」は、身に危険が及ぶリスクも高くなります。

参考▶「家出の行先一覧|家出人を早期発見する為の行先の知識

 

家出中に困ること

家出中は、普通に生活している人よりも多くの困難と向き合うことになります。その主な困難について以下で成人の場合と未成年の場合とで分けて記述していきますが、共通点としては「精神的に辛い」「金銭的に困窮する」という点でしょう。

成人の場合

長期的な家出になりがちな成人の場合、主には以下の困難があります。

・新たな仕事に就きにくい

・病院に行けない

・免許の更新が出来ない

・確定申告が出来ない

・収入を得られない

・クレジットカードが使えない

・精神的に辛い

 

未成年の場合

短期的な家出になる傾向が高い未成年の場合、主には以下の困難があります。

・学校に行けない

・寝泊りできる場所がない

・将来的な不安に襲われる

・施設によっては深夜の利用が出来ない

・見知らぬ大人に声をかけられる

・深夜に外にいると警察による職務質問を受けやすい

・成人と比べて恐喝や暴行の対象になりやすい

 

家出中に死亡するケース

家出を軽視してはいけないと記述してきましたが、それは初動が遅かったために発見が遅れ、遺体となって発見されるケースがあるからです。家出には以下のようなリスクが伴うということを、家出をする側も家出人を探す側もきちんと頭に入れておきましょう。

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事件や事故に巻き込まれるケース

実家や親せきの家、知人宅に世話になっている場合を除き、車中泊や宿無し生活では犯罪に巻き込まれるリスクが一気に高くなると考えておきましょう。具体的には以下のようなリスクがあります。

・失踪者に目を付けた暴力団員に声をかけられ暴力団に引き入れられる

・おいしい話を持ち掛けられて知らず知らずのうちに犯罪に加担させられる

・強姦を目的とした人物に「自宅を提供する」などと甘い言葉をかけられる

・その場で強姦される

・恐喝や強盗に遭う

 

また、土地勘がない場所にいるせいで災害が起きた場合に避難が遅れたり、道に迷いフラフラと歩いていた不注意で事故に遭ってしまったりする場合もあります。

このように、事件や事故に巻き込まれ、最悪の状況では死亡することもありますし、遺体が見つからないこともあります。

自殺するケース

誰にも迷惑をかけずに死にたい、最適な死に場所を探したいという思いから、自殺の前にまず家出をする人も多くいるため、家出と自殺は密接に関係していると言われています。

近年は13人のうち1人は生涯のうちにうつ病を経験するとも言われており、このうつ病が原因で自殺に至る割合も増加しています。

参考▶厚生労働省 自殺の状況をめぐる分析

家出後に室内から遺書が見つかるケースもあるので、家出人に自殺の意思がわずかにでもあると感じられた時には、ただちにくまなく室内の捜索を行ったり、または警察や探偵などに捜索を依頼しましょう。

 

家出人の探し方

以下では家出人を捜索する3パターンの方法について解説していきましょう。

自力で探す

一時的な家出の可能性が高い場合は自力での捜索は有効です。特に喧嘩や非行による突発的な失踪の場合は、外部の調査機関の捜索よりも親族や知人からのアプローチの方が、家出人の心を動かし自発的に帰宅させる効果が高いです。

《自力での捜索の主な方法》

・私物を確認する

・メールや電話で呼びかける

・インターネット掲示板を活用する

・SNSを活用する

・ビラを作成して貼る

・ナンバープレートを手掛かりにする

・住民基本台帳を閲覧する

・徒歩で足取りを追う

・外部に調査の依頼を要請する

ただし、家出人に第三者(誘拐犯など)が関与している場合などは、家出人の人命が危険にさらされたり、手がかりの見落としや証拠の紛失によりさらに足取りが掴みにくくなったり、二次災害を招きかねないため、自力での捜索は推奨出来ません。

参考▶「人探しの方法16選|自分でもできる人探しの方法とそのコツ

警察に捜索願を届け出る

何日も家に帰ってこない、家出の兆候は全くなかったという場合には、事件に巻き込まれていることも考慮し、警察に家出人の捜索願を届け出ましょう。

《警察の捜索の主な方法》

・公開捜査

・鑑識捜査

・警察犬捜査

・事情聴取

参考▶「捜索願を警察に届け出る際の知識と届け出た時の警察の対応

捜索が行われないケース|一般家出人

家出人に家出の意思があり行方をくらました場合や、「探さないでほしい」という旨が書かれた失踪宣告書が見つかった場合は一般家出人に分類され、基本的には警察は積極的な捜索活動は行いません。(※家出人が13歳未満であれば捜索に積極的になってくれるケースもあります。)

しかし捜索願が届け出された時点で警察本部のコンピュータのデータベースに失踪者の写真や情報等が登録され、全国の拠点で閲覧が可能になります。これにより、日々のパトロール・少年補導・交通取り締まり・閲覧者からの情報提供などにより発見されるケースがあります。

また、家出人の近親者が捜索願を届け出る前に家出人が「捜索不受理届」を出していた場合は、警察は捜索願を受理することが出来ません。

捜索が行われるケース|特異行方不明者

家出の意思がなく、何らかの外的要因(事件、事故)によって行方不明になった場合や、本人に生命の危険がある場合は特異行方不明者に分類され、時間的猶予がないためにすみやかに捜索が行われることになります。

凶悪犯被害者:犯罪に巻き込まれるなど命が危険にさらされている恐れがある、または後々その恐れがある者

福祉犯被害者:本人の性格や素行や家庭環境などの事情により、少年の福祉を害する恐れがある者

事故遭遇者:事故や災害など命に危険を及ぼす事故に遭遇している者

自殺企図者:異性関係や家庭環境や経済環境などが原因で自殺の恐れがある者

・自傷他害の恐れのある者:統合失調症・精神作用物質の依存症などの精神障害状態の者、危険物を携帯し自殺したり人を傷つけたりする恐れがある者

自救無能力者:13歳以下の子供や高齢者など、本人一人では生活が困難である者

 

特異行方不明者が成人の場合、警察が居場所を把握した場合でも本人の意思が尊重され、強制的に連れて帰ることが出来ません。ただし、捜索願の提出時に「生存連絡のお願い」をしておくことで、警察が発見した際に連絡が入ります。

探偵に所在調査を依頼する

警察は動いてくれないが一刻も早くに本格的な捜索を開始したいという場合には、探偵への調査依頼がおすすめです。調査費用は自己負担になりますが、依頼をした時点ですみやかに捜索が開始されます。探偵に調査を依頼した場合の費用については次項でも解説していきます。

《探偵の捜索の主な方法》

・データ調査

・事件性がある場合は関連人物のピックアップ

・人海捜査

・警察犬調査

参考▶「探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金

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家出人の捜索にかかる費用

原則として、警察による捜索の場合は民間のヘリコプターを利用したり、警察を経由して自治体に救助活動要請をしない限りは費用は発生しません。費用がかかるのは、自分でビラやチラシなどを作成した場合や、探偵に調査を依頼した場合のみとなります。

参考

▶「捜索願の費用|捜索願の提出時と実際の捜索にかかる費用

▶「人探しの料金相場|人探しにかかる調査料金を抑える方法

 

自分でチラシやビラを作る場合の費用

ビラやチラシを作ってポスティングしたり、広告を新聞に載せたりする場合は料金が発生します。

《ビラ・チラシ(500枚分)の料金目安》

コピー代 約25,000円
ポスティング代 約500円
デザイン料+印刷代 約30,000円~

 

《新聞広告代の相場》

全国版 約9,000円
地方新聞 約900円~
夕刊・朝刊 通常紙の約2倍

 

探偵に調査を依頼した場合の費用

1回の人探し調査にかける費用は50~80万円という方が多いです。ただし探偵事務所の料金プランには、「時給料金型」「パック料金型」「成功報酬型」といったように様々なプランがあり、どのプランを選択するかによっても料金にはばらつきが出てきます。

 

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時間料金型 調査対象者の情報をある程度つかめている場合におすすめのプランです。短時間で調査が終わる可能性があるため、時給で払った方が得になる場合があります。
パック料金型 5時間8万円パックや11時間14万円パックなど、はじめから払う料金が決まっており、長期に渡り調査する場合には数ヶ月プランを用意してくれる探偵事務所もあります。手持ちの情報が少なく、調査対象者の足取りを明確にするまでに何時間かかるかわからない、という場合におすすめのプランです。
成功報酬型 依頼時に着手金を支払い、調査が成功した場合に報酬金を支払うという料金体系になります。もし成功報酬型の料金体系を考えるのであれば、探偵事務所が何をもって「成功」と厳密に定義しているのかについてきちんとした説明があるのかに注意を払ってください。

 

費用が気になるという方は、無料相談を活用してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

家出に関する多くの知識をまとめた今回の記事はいかがだったでしょうか。家出をする側も家出人を探す側も、家出には多くのリスクがあるということをしっかりと頭に入れておかなければなりません。

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