家出したい人も探したい人も知るべき家出の全知識

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もしあなたの大切な人が帰ってこない場合、事件事故に巻き込まれてしまった、あるいは自殺の可能性もあります。
家出から一週間以内に発見しなければ、足取りはつかみにくく、発見率が下がってしまう恐れがあります。
「よくふらっといなくなるから…」と軽視せず、すぐに探偵にご相談ください。

家出(いえで)とは、断りなく家から出て行き、そのまま全く帰らないことです。喧嘩の末の一時的な外出もあれば、数日間に渡るプチ家出、完全に消息が絶たれ生きているかどうかもわからない失踪も含め、家出には様々なケースがあります。

単にプチ家出ですぐに帰ってくるなら問題ないのかもしれませんが、姿を見たのが最後、今生の別れになってしまうかもしれません。後述しますが、警視庁の統計では約8万人の行方不明者のうち、死亡が確認されたのは約5%です。

約4,000人が亡くなっているとしたら、少ない数字だと言えるでしょうか?再会できたとしても、変わり果てた姿で見つかり後悔するケースもあるかもしれません。

今回の記事では、この家出に関する多くの知識をまとめました。家出をしたいと考えている人にも、家出した人を探したいと考えている人にもお読みいただき、今後のためにお役立ていただければと思います。

事件・事故・自殺など緊急性の高い場合は真っ先に「家出中に死亡するケース」をご覧ください。

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家出の実態|家出は子供でも大人でも可能

ストレスと闘わなくてはならない現代社会において、家出はとても身近な問題です。大人も子供も関係なく家出をし、そのまま長期的に行方不明になる事件も珍しくなくなりました。

年間8万人以上が家出、失踪を含む行方不明となっている

警察庁の統計によると、行方不明・失踪における行方不明者届の受理件数は2017年で8万4,850件でした。下記の推移をご覧いただくと、行方不明者の数は2008年から毎年約8万人とほぼ横ばいです。

引用元:警視庁|行方不明者

この統計には、意図的に家出をした方も含まれれば、外部的要因(事件・事故)により意図せずに家出人扱いされた方も含まれています。あくまでも警察に捜索願いが届け出られた件数になるので、実際の人数は10万人を超えるとも言われています

家出人の発見率は1週間以降で3.9%にまで低下する

下記は警視庁が公表している行方不明者の所在確認ができるまでの期間です。行方不明者の発見率は、行方不明者届を受理した当日で44.6%あります。

発見率は2~7日目で34.2%、8~14日目になると、なんと3.9%にまで急落してしまいます。半年~1年では2.1%と、発見のボーダーラインは1週間と言われているのです。

引用元:平成29年中における行方不明者の状況

大人よりも思春期の子供のほうが家出をしたい欲求は強いですが、現実的な問題として長期的な家出にはお金がかかります。そのため、子供よりも大人のほうが家出から発見までの時間が長くなります。逆に言えば、子供が家出をして長期的に見つからないケースは非常に危険です。

子供のプチ家出中は携帯電話を所持していることが多く、いつでも連絡が取れることから、親としても家出の感覚が薄く「放っておけばそのうち帰ってくる」と思ってしまいがちです。

しかしこのプチ家出がきっかけとなり、犯罪に巻き込まれたり、家出費用捻出のために犯罪に加担したりすることがありますから、単なる無断外泊とは思わずに一刻も早くに保護すべきです。

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家出の原因一覧

成人と未成年とでは、環境も異なれば悩みも異なります。特に未成年の場合は知人・友人関係、家庭・親子関係が原因の場合が多く、成人の場合は夫婦・恋愛関係、仕事関係、金銭関係、高齢者の場合は疾病関係での家出が多いとされています。

《家出の主な原因》

知人・友人関係
  • 学校内での人間関係トラブル
  • いじめ、仲間はずれ
  • 家に帰らずに友達と遊んでいたい
  • 知人の影響による非行
家庭・親子関係
  • 親への反発
  • 親から受ける虐待、暴力から逃げたい
  • 嫁姑問題
  • 同居による家庭内トラブル
夫婦・恋愛関係
仕事関係
  • 突然の解雇通告
  • 事業失敗、倒産
  • 降格や減給
  • ブラック企業に勤めている
金銭関係
  • 多重債務が苦しい
  • 闇金からの恐ろしい取り立てに遭っている
  • 家賃や借金を踏み倒すための夜逃げ
宗教関係
  • 入信中の宗教の修行
  • 出家
  • 悪質な宗教団体による洗脳
疾病関係
暴力団関係
  • 強制的な連れ去り
  • 幹部からの命令
その他
  • 迷子、遭難
  • 拉致、誘拐
  • 災害による行方不明
  • 事故による消息、生死不明

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家出に必須な持ち物

計画的な家出の場合、家出人は以下のアイテムを持って出ていくことが多いです。

【関連記事】
家出に必要な持ち物|残された持ち物から手掛かりを探る方法

金銭

家出中は、宿代・食費・移動費などを工面する必要があります。家出決行前には預貯金から数万~数十万円を引き出しておくケースが多いです。

身分証明書

家出中にケガや病気をした場合、また、家や仕事を探すのにも身分証明書が必要になります。

衣類

何日間も家に帰らない覚悟で家出をする場合は、数点の衣類も持っていきます。

番外編:DVやストーカーから逃げるための家出の場合

他者からの被害を恐れ、家を出たくないのに家出しなければならないケースでは、以下のものが必要になります。

  • 預金/預金通帳と印鑑(子供がいれば子供名義のものも含む)
  • クレジットカード
  • 身分証明証(保険証・運転免許証・パスポートなど)
  • 相談機関や知人等の電話番号リスト・住所録
  • 不動産や財産に関する法的書類のコピー
  • 常備薬、処方箋、衣類(子供がいれば子供のおむつや衣類など)
  • 写真や形見など大切にしたいもの
  • 調停の際の証拠となるもの(診断書・被害届・日記など)

参考:内閣府男女共同参画局配偶者からの暴力 相談の手引(改訂版)

家出の方法

用意周到な人は家出の前準備を行い、家出中にも足取りを掴まれないように様々なテクニックを使います。以下ではそんな家出の方法について簡単にまとめました。

【関連記事】
失踪の仕方|失踪者の心理と失踪準備に関するまとめ

家出の前準備

  • 徐々に社会的なつながりを狭める
  • 最低限必要な現金を用意する
  • 失踪宣告書を残す
  • 退職しておく
  • 携帯電話を持たない|解約しておく
  • 荷造りをする

家出中のアクション

  • とにかく遠くに行く
  • 失踪先で携帯電話を確保する
  • 職務質問を避ける
  • 偽名を使って宿泊する
  • 長期的に住める場所が見つかるまでは転々と移動する

家出中の主な行先

意図的な家出の場合の主な行先は以下となります。

  • ネットカフェ
  • 知人宅
  • 愛人宅
  • 街で声をかけてきた人の自宅
  • インターネット掲示板で知り合った人の自宅
  • 実家
  • ホテル
  • 山の中
  • 車の中
  • 公園
  • 橋の下
  • ゲームセンター
  • パチンコ店
  • ファミレス

上記の中で特に「街で声をかけてきた人の自宅」「インターネット掲示板で知り合った人の自宅」「山の中」は、危険度が高いです。

【関連記事】
家出の行き先一覧|家出人を早期発見する為の行き先の調べ方

家出中に困ること

成人の場合

長期的な家出中の成人は、主に以下の困難が生じます。

  • 新たな仕事に就きにくい
  • 病院に行けない
  • 免許の更新が出来ない
  • 確定申告が出来ない
  • 収入を得られない
  • クレジットカードが使えない
  • 精神的に辛い

未成年の場合

短期的な家出中の未成年は、主に以下の困難が生じます。

  • 学校に行けない
  • 寝泊りできる場所がない
  • 将来的な不安に襲われる
  • 施設によっては深夜の利用が出来ない
  • 見知らぬ大人に声をかけられる
  • 深夜に外にいると警察による職務質問を受けやすい
  • 成人と比べて恐喝や暴行の対象になりやすい

家出中に死亡するケース

家出を軽視してはいけないと記述してきました。なぜかと言うと、初動が遅かったために発見が遅れ、遺体となって発見されるケースがあるからです。

警視庁の2017年の統計によると、行方不明者の所在確認の状況では、約5%の方が亡くなっています

参考:警視庁|行方不明者

家出には以下のようなリスクがあるということを、家出をする側も家出人を探す側もきちんと頭に入れておきましょう。

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事件や事故に巻き込まれるケース

実家や親せきの家、知人宅に世話になっている場合を除き、車中泊や宿無し生活では犯罪に巻き込まれるリスクが一気に高くなると考えておきましょう。具体的には以下のようなリスクがあります。

  • 失踪者に目を付けた暴力団員に声をかけられ暴力団に引き入れられる
  • おいしい話を持ち掛けられて知らず知らずのうちに犯罪に加担させられる
  • 強姦を目的とした人物に「自宅を提供する」などと甘い言葉をかけられる
  • その場で強姦される
  • 恐喝や強盗に遭う
  • 車にひかれて誰にも発見されていない

また、土地勘がない場所にいるせいで災害が起きた場合に避難が遅れたり、道に迷いフラフラと歩いていた不注意で事故に遭ってしまったりする場合もあります。

このように、事件や事故に巻き込まれ、最悪の状況では死亡することもありますし、遺体が見つからないこともあります。

自殺するケース

「誰にも迷惑をかけずに死にたい」「最適な死に場所を探したい」という思いから、自殺の前にまず家出をする人も多くいるため、家出と自殺は密接に関係していると言われています。

近年は13人のうち1人は生涯のうちにうつ病を経験するとも言われており、このうつ病が原因で自殺に至る割合も増加しています。

参考:厚生労働省 自殺の状況をめぐる分析

家出後に室内から遺書が見つかるケースもあるので、家出人に自殺の意思がわずかにでもあると感じられた時には、ただちにくまなく室内の捜索を行ったり、または警察や探偵などに捜索を依頼したりしましょう。

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自殺の疑いがある失踪の特長|最悪の事態を避けるための対処法【緊急無料相談受付中】
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家出人の探し方

以下では家出人を捜索する3パターンの方法について解説していきましょう。

自力で探す

一時的な家出の可能性が高い場合は、自力での捜索が有効です。特に喧嘩や非行などによる突発的な失踪の場合は、外部の調査機関の捜索よりも親族や知人からのアプローチの方が家出人の心に響くので、帰宅を促しやすいです。

《自力での主な捜索方法》

  • 私物を確認する
  • メールや電話で呼びかける
  • インターネット掲示板を活用する
  • SNSを活用する
  • ビラを作成して貼る
  • ナンバープレートを手掛かりにする
  • 住民基本台帳を閲覧する
  • 徒歩で足取りを追う
  • 外部に調査の依頼を要請する

ただし、家出人に第三者(誘拐犯など)が関与している場合などは、命が危険にさらされたり、手がかりの見落としや証拠の紛失によってさらに足取りが掴みにくくなったり、二次災害を招きかねないため、自力での捜索は推奨できません。

【関連記事】人探しの方法17選|自分でもできる人探しの方法とそのコツ

警察に行方不明者届を提出する

警察に行方不明者届を提出するのは「そんな大事にしたくない」と抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、事件に巻き込まれているなど最悪なケースも考慮すべきです。

安易な判断をせず、心配ならやはりまず真っ先に警察に相談してください。

《警察の主な捜索方法》

  • 公開捜査
  • 鑑識捜査
  • 警察犬捜査
  • 事情聴取

【関連記事】捜索願の出し方|届け出が可能な人と申告すべきこと【緊急無料相談受付中】

捜索が行われないケース|一般家出人

家出人が意図的に行方をくらました場合や、「探さないでほしい」という旨が書かれた失踪宣告書が見つかった場合は一般家出人に分類され、原則として警察は積極的な捜索活動は行いません。(※家出人が13歳未満であれば積極的に捜索してくれるケースもあります。)

ただし、捜索願が届け出された時点で警察本部のコンピュータのデータベースに失踪者の写真や情報等が登録され、全国の拠点で閲覧が可能になります。これにより、日々のパトロール・少年補導・交通取り締まり・閲覧者からの情報提供などにより発見されるケースがあります。

なお、家出人の近親者が捜索願を届け出る前に、家出人が「捜索不受理届」を出していた場合は、警察は捜索願を受理することができません。

【関連記事】捜索願不受理届|捜索されたくない理由と捜索されない方法

捜索が行われるケース|特異行方不明者

家出の意思がなく、何らかの外的要因(事件、事故)によって行方不明になった場合や、本人に生命の危険がある場合は特異行方不明者に分類され、時間的猶予がないためにすみやかに捜索が行われることになります。

「特異行方不明者」とは、行方不明者のうち、次の各号のいずれかに該当するものをいう。
一 殺人、誘拐等の犯罪により、その生命又は身体に危険が生じているおそれがある者
二 少年の福祉を害する犯罪の被害にあうおそれがある者
三 行方不明となる直前の行動その他の事情に照らして、水難、交通事故その他の生命にかかわる事故に遭遇しているおそれがある者
四 遺書があること、平素の言動その他の事情に照らして、自殺のおそれがある者
五 精神障害の状態にあること、危険物を携帯していることその他の事情に照らして、自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある者
六 病人、高齢者、年少者その他の者であって、自救能力がないことにより、その生命又は身体に危険が生じるおそれがあるもの
(引用:行方不明者発見活動に関する規則

人探しのプロである探偵に依頼する

「警察は動いてくれないが一刻も早くに本格的な捜索を開始したい」という場合には、探偵への調査依頼がおすすめです。調査費用は自己負担になりますが、依頼をした時点ですみやかに捜索が開始されます。探偵に調査を依頼した場合の費用については次項でも解説します。

《探偵の捜索の主な方法》

  • データ調査
  • 事件性がある場合は関連人物のピックアップ
  • 人海捜査
  • 警察犬調査

【関連記事】探偵が行う所在調査とは|所在調査が可能な例と調査料金
家出調査|家出人を捜索する3つの方法と探偵が行う家出調査の費用

家出人の捜索にかかる費用

原則として、警察による捜索の場合は民間のヘリコプターを利用したり、警察を経由して自治体に救助活動要請をしない限りは費用は発生しません。費用がかかるのは、自分でビラやチラシなどを作成した場合や、探偵に調査を依頼した場合のみとなります。

【関連記事】
捜索願の費用|捜索願の提出時と実際の捜索にかかる費用
人探しの料金相場|人探しにかかる調査料金を抑える5つのコツ

自分でチラシやビラを作る場合の費用

ビラやチラシを作ってポスティングしたり、広告を新聞に載せたりする場合は料金が発生します。

《ビラ・チラシ(500枚分)の料金目安》

コピー代 約25,000円
ポスティング代 約500円
デザイン料+印刷代 約30,000円~

《新聞広告代の相場》

全国版 約9,000円
地方新聞 約900円~
夕刊・朝刊 通常紙の約2倍

探偵に調査を依頼した場合の費用

1回の人探し調査にかける費用は50~80万円という方が多いです。ただし探偵事務所の料金プランには、「時給料金型」「パック料金型」「成功報酬型」といったように様々なプランがあり、どのプランを選択するかによっても料金にはばらつきが出てきます。

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時間料金型 調査対象者の情報をある程度つかめている場合におすすめのプランです。短時間で調査が終わる可能性があるため、時給で払った方が得になる場合があります。
パック料金型 5時間8万円パックや11時間14万円パックなど、はじめから払う料金が決まっており、長期に渡り調査する場合には数ヶ月プランを用意してくれる探偵事務所もあります。手持ちの情報が少なく、調査対象者の足取りを明確にするまでに何時間かかるかわからない、という場合におすすめのプランです。
成功報酬型 依頼時に着手金を支払い、調査が成功した場合に報酬金を支払うという料金体系になります。もし成功報酬型の料金体系を考えるのであれば、探偵事務所が何をもって「成功」と厳密に定義しているのかについてきちんとした説明があるのかに注意を払ってください。

【関連記事】人探し調査の「成功報酬型」とは|料金相場と高額になるケースまとめ

原一探偵事務所なら、相談無料お見積りも無料です。まずは、緊急性が高いかどうか探偵に依頼する必要性があるかも含めて相談してみませんか。

人の命はお金には変えられません。後悔することがないようまずは、行動を起こすことが大切です。

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まとめ

家出に関する多くの知識をまとめた今回の記事はいかがだったでしょうか。家出をする側も家出人を探す側も、家出には多くのリスクがあるということをしっかりと頭に入れておかなければなりません。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

【関連リンク】
警察庁「行方不明者に関する情報提供のお願い
厚生労働省「行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ

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